カテゴリ:フォトグラムWS実践編( 30 )
『私の夜空をつくろう!』フォトグラムワークショップ@十文字学園女子大学
【フォトグラムワークショップレポート】

2017.7/7

十文字学園女子大学にて、『私の夜空をつくろう!』をテーマに、フォトグラムワークショップを行いました。
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毎年、七夕では「織姫祭」が開催され、文芸文化学科の学生を中心に様々な企画を行っています。


ゆるキャラも集合し、学生オリジナルストーリーの劇を行うなど盛り上がりました!

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私は、夜空のイメージでフォトグラムを制作するワークショップを担当。

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例年、7/7はあまりいい天気でなかったので心配でしたが、当日は快晴の夏日。紫外線も高く、フォトグラム日和!

今回は和紙で有名な埼玉県小川町の和紙に感光液を塗布し、感光紙としました。

水にも強く、発色も良いのでとても扱いやすい紙です。
(小川町の細川紙をつくる製作技術は、平成26年にユネスコの無形文化遺産代表一覧表に記載されたことでも有名です。)
http://www.town.ogawa.saitama.jp/0000000261.html


自分の持ってきたものや拾ったものを中心に感光紙の上に置くこと約10分。

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黄色かった紙が紫外線に反応しじわじわ青色に変わります。

この目視で感光の様子(潜像が得られる様子)が分かるのもこの写真制作ならでは。

子供達も「おお〜色が変わってきた!」と大はしゃぎ!

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夕方は、少し時間が経つと影になってしまうので、影ったら急いで日向に作品を移動する、太陽とかけっこをする一番面も!

その後現像して作品を干すと、風に揺れてとても涼しげな印象。


「ここがきれいだねー」と

水面に映る影と自分が制作した影を見ながら作品をじっくり鑑賞。
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浴衣を素敵に着こなす学生さんたち。1日お疲れ様でした!!


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七夕の夜空に思いを馳せて作品制作を楽しめた1日となりました。


                                                         

関連リンク 

●十文字学園女子大学
http://www.jumonji-u.ac.jp/index.html

●これまでのワークショップの様子

http://asa19821206.wixsite.com/shunya-asami/photogram1





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by shunya-asami | 2017-07-08 00:50 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)
影をつかまえるフォトグラムワークショップ@川越レポート
【ワークショップレポート】

去る4/2。

川越で開催された「2017年 世界自閉症啓発デー Light it up blue川越」のイベント内「にぎわいマルシェ」にて、『影をつかまえるフォトグラムワークショップ』を開催しました。

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この日はさまざまなお店が出る中でフォトグラムの体験ブースを展開。イベントのテーマが「川越を青く染めろ!」だったのでイメージにピッタリで参加者の皆さんは思い思いの品を太陽光で焼き付けていました。

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埼玉のコバトンをはじめ、次々とゆるキャラが登場する賑やかな会場。自由に絵が描けるコーナーや、織物の実演。若手のアーティストの野外制作のブースもあり、半日楽しめるイベントでした。

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小江戸として観光も盛んな川越を散策し、日が沈んだら「2017年 世界自閉症啓発デー Light it up blue川越」の象徴的なブルーでライトアップされた会場が出現しました。

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イベント詳細:
https://www.facebook.com/events/1291074557654099/
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by shunya-asami | 2017-04-08 10:33 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)
影をつかまえるフォトグラムワークショップ@「代官山のはなし」
【代官山のはなし】

去る2/19に代官山「Sodacco Studio」にて開催されたイベント『代官山のはなし』で、影をつかまえるフォトグラムワークショップを開催しました。

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このワークショップはカメラを使わずに写真をとるワークショップで、写真の原理を体験できます。
今は残念ながら生産中心の貴重なジアゾ感光紙を用いて制作です!

まずは、2月の晴天の下、参加者に「代官山に落ちていて気になったもの」を集めてもらい制作の素材としました。

参加者の中には、「街が綺麗でなかなか素材が落ちていなかった」や「足元を見て街を歩くのが新鮮だった」、「ゴミを見つけて探しているのはほとんど不審者だった」など、それぞれ制作を通して街へのアピローチを試みたことや探してきた素材についての話題で盛り上がりました。

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(photo by H.Aoki)

そしていよいよ撮影!

「自分の持ってきたもの」と「素材」を組み合わせて影を構成。

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約5分間の露光の後、アイロンで熱を加えると影の写真が出来上がります!!

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街に落ちていた素材が思いがけないカタチを生み出すことに参加者一同驚き!
その後、写真の原理は日焼けであるという話と、広島にある被爆樹木の作品について参加者の皆さんと時間を共有しました。

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(©Ida.Asami)

ワークショップ後のライブでは、ミュージシャンの青木裕志さんが「呼吸する影ー被爆樹木シダレヤナギー」の作品からインスピレーションを得て書いた曲を披露。

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呼吸する影
http://asa19821206.wixsite.com/shunya-asami/works2


動画の作品も制作しました。

さらに、ダンサー井田亜彩実さんと青木裕志さんによる即興パフォーマンス

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表現者が表現者を信頼して創造力をリレーしていく充実した時間となりました。



以下イベント詳細

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見る・聴く・味わう
あなたと話したい「代官山のはなし」があります。
アート、音楽、フード。
今をしあわせに生きることに必要な全て。
2017年2月19日 代官山で出会えます。
https://nohanashi.jimdo.com/
開場 10:30  開始 11:00  終了 17:00
入場 3000円ワークショップ込み
15:00以降入場 2000円
お子様歓迎、中学生以下無料(ワークショップ参加の場合は、材料費として1000円)

https://nohanashi.jimdo.com/



ワークショップの出張や企画等、承っております。
下記メールまで、お気軽にご相談ください。
shichizu@yahoo.co.jp
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by shunya-asami | 2017-02-22 18:45 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)
影をつかまえるーワークショップレポートー
【影をつかまえるーワークショップレポートー】

去る12/27。
埼玉県八潮市新町の「スタディルーム」で『影をつかまえるーフォトグラムワークショップー』を開催しました。

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この日は朝から雨の予報があり、太陽光で焼き付ける写真のワークには悪条件の環境でしたが、雨への対策とスタッフの方々のご協力のもと素敵な作品が生まれた時間となりました。

参加者は小学校1年生から6年生までの約40名。
事前準備として、自分の思い出の品と集めているものを持ってきてもらい、それを素材に作品制作を進めました。

はじめに、自己紹介の後、カメラを使わずに写真を撮る「フォトグラム」についての説明。

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その後、外に出て持ってきた素材を使い、配置を工夫しながら画面を構成。クリスマス後なので、クリスマスのケーキについていた飾りや、プレゼント、リース等を持ってきた子が多いのも印象的でした。また、持ってきたものが足りない子は、身の周りに生えている草を持ってきたり、形の面白い石を見つけたりして制作。

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露光時間は陽射しが弱く、約60分。
じわじわと弱い陽射しによって感光布の色が変化して行くのをみながら、「光と感光面によってうまれる日焼けも写真である」という写真の原理を体験します。

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その後、室内に入り、自分の手や足と行った身体の一部を感光紙に焼き付けます。このフォトグラムのワークは等身大の大きさが焼き付くため、自分の今の時間の大きさが残ります。

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来年は今日よりも大きくなっている手や足といった自分の身体の記録装置としての写真の不思議な役割を体験しました。

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時間が流れ、外は雨。
自分の持参したものでつくる作品がちゃんとできるか心配でしたが、ちゃんと光の跡が感光布に焼き付いていました。

現像して、感光をストップすると

弱い光でじっくりと焼き付けた優しい青の色彩の作品がずらり!!

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自分の持ってきたものが時間によって影として残る不思議に興味津々。持ってきたものをその影の上に置いたり、写った素材感のおもしろさを友達と見合ったりしていました。

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その後、一人ひとりの作品発表タイム!
持ってきたものや制作した時に工夫した事を皆に伝えました。

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最後に、自分の作品制作についてお話をしました。
作品を見せながら今日行った方法で、ヒロシマにある「被爆樹木」の影のフォトグラムを制作している事。樹木にある生きている時間を焼き付けて残して行く制作を続けている事を伝えました。

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参加していた子の中には、1945年のヒロシマの事について学校で習ったと作品に強い興味を持ってくれました。

参加者全員で記念写真を撮ってワークショプは終了。

雨の中、陽射しが弱く制作には悪条件な中でしたが、元気なこどもたちとの制作の時間はとても充実した時間となりました。最後になりましたが、ワークショップの場を支えて頂いたスタッフの皆様に深く御礼申し上げます。
ありがとうございました!!

●過去のワークショップの様子
target="_blank">http://asa19821206.wixsite.com/shunya-asami/photogram1
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by shunya-asami | 2016-12-29 12:54 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)
草加アートの日レポート

去る11/27(日)

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NPO法人子ども広場草加おやこ劇場で、「草加アートの日」と題し、3つの企画をおこないました。「影をつかまえる」フォトグラムワークショップ、シネマカフェ、わくわくする場をつくるをテーマにしたトークイベントです。

1つめのプログラム「影をつかまえる」は私が学部の時代から約10年前からおこなっている写真のワークショップ。カメラを使わないで写真を撮るフォトグラムの制作を行いました。

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事前に、自分の大切にしている物や記憶に残っているものを持参してもらい、そのものについてのエピソードを聞きながら露光。

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その中で、昨日七五三で買ってもらったお守りを持ってきた話や、宝物は息子です、娘が生まれた時のイメージで結婚祝いで頂いたカップと結婚指輪、りんごを娘に見立てて撮影したい等と愛情に満ちたエピソードが飛び出しました。

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一見自分以外の人にはガラクタかもしれないものがそうではないのは、そのものに「過去の時間」が焼き付いているからです。

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その過去の時間を現在の時間で撮影し、未来に残して行く「時間の結び」がこのワークショップのテーマです。

陽射しが弱く、撮影に30分程かかりましたが、それぞれが撮影時間を楽しみながら素敵な作品が出来ました。



2つ目のプログラムは、草加おやこ劇場さんの企画でフランス映画「禁じられた遊び」を鑑賞。観賞後は手作りのお菓子を食べながら、映画の感想を伝え合いました。その時の時代背景や作者の映画に込めた思い等、様々な世代が集まるおやこ劇場のような「場」はいろいろな見方があるのだと感じました。

3つ目は、わくわくする「場」づくりについての面白さや困難さ、課題等をこれまでの事例を基に共有しました。

すでに40年以上の活動の実績があるおやこ劇場の運営理念やその方法には学ぶところが多く、活動の継続についてのアイデアを頂きました。

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私たちからは、2008年から試行錯誤しながら運営しているKAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)の実践を報告。
http://kapl2008.wixsite.com/kapl

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また今年の春に香川県の中山間地域で開催された「かがわ・山なみ芸術祭ー綾川町エリアー」の報告
http://kyaf2016ayagawa.wixsite.com/dialoguewithnow

と、現在さいたま市で開催されている「さいたまトリエンナーレ2016」についてのレポートをさせて頂きました。
http://smfartschool.wixsite.com/saitama

その後は懇親会が行われ、今後の活動へ向けての意見を闊達に出し合う時間となりました。

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最後になりましたが、企画に参加して頂いた皆様、貴重な場と時間を提供して頂いたNPO法人子ども広場草加おやこ劇場の皆様に深く御礼申し上げます。



関連リンク

2012年10月13日(土)、28日(日)、11月25日(日)の3日間
草加親子劇場のアートプログラム
「MAN-PRINT―等身大の影をつかまえる」
http://asaworks.exblog.jp/17823539/

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主催:NPO法人子ども広場草加おやこ劇場
企画協力:KAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)
お問い合わせ:
TEL&FAX 048-936-1771 info@souka-oyako.net



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by shunya-asami | 2016-11-29 00:23 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)
Shunya Asami×ACRUー寫眞をつくるワークショップ「キノカケラを探す旅」
Shunya Asami × Acru「寫眞をつくるワークショップ」

「キノカケラを探す旅」レポート

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去る2015年10月24日(土)、写真用品を制作している工房「ACRU」さんでフォトグラムワークショップを開催しました。

●コンセプト

「キ」という言葉には、たくさんの意味を持った漢字が存在します。

いろいろな草を意味する「卉」
植物の「木」
事が起こるきっかけ、細かい部品の組み合わせで働く仕掛けのことなどを示す「機」
感情としての「喜」...

小さな森や町中にある、たくさんの「キ」
足元や普段気に掛けることのない場所にも、
たくさんの「キ」は存在しています。

まるで記憶の断片を探すように
小さな「キノカケラ」を探す旅。

このワークショップは、
感覚のまま拾い集めたキノカケラを使って
フォトグラム(※)をつくる小さな旅です。

※フォトグラムとはカメラを用いずに、印画紙の上に直接モノを置いて感光させる写真。
今回、ジアゾプリントを使用して製作します。


●当日の様子

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それぞれの参加者が持参した「たいせつなもの・集めているもの」を持ち寄って制作

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自分の持って来た素材を撮影し、写る影をみて光の具合や置くものを考えます。

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近くの公園に素材を探しに行きます。いつもは見過ごしているものでもどう写るのかを考える事でちがった視点でものをみることができます!

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公園でみつけた素材を使ってのワーク。集めたものの自慢大会になり盛り上がります。

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光の効果を考えながら露光時間を過ぎたら現像はアイロンで行います。
徐々に現れる像に歓声が上がる瞬間です。

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作品の一例。立体の素材を影として焼き付ける事で新たなイメージを得る事が出来ます。

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作品が出来ました!皆さんの笑顔が充実した時間を感じさせます。
皆さんお疲れ様でした!



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● 開催日
2015年10月24日(土)
※雨天決行

● 時間
①10:00~13:00頃
②14:00~17:00頃

● 集合場所
アクリュ・ラボ
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by shunya-asami | 2015-10-31 23:16 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)
影をつかまえるー被爆樹木のこもれびをTシャツに写して着よう!WSレポート
去る2015年8/1。

garelly Gで開催した個展『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』関連企画として、ワークショップを行った。

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フォトグラムワークショップ『影をつかまえるー被爆樹木のこもれびをTシャツに写して着よう!』は、2014年に衣裳家の田村さんと設立したSeeSewで実施。

今回のワークショップの主な目的は、参加者の皆さんと実際に被爆樹木を見に行き、幹や葉に触れ、衣服にその影(時間)を写すことで、被爆樹木の存在を日常の中で感じるきっかけをつくりたいと考えた。

被爆樹木は1945年8/6、8:15に大きなダメージを追ったけれど、その瞬間から現在までを生きている。あの出来事は「過去」の時間ではなく、「現在進行形」の時間であることを被爆樹木は静かに伝えてくれている。その被爆樹木の時間を、Tシャツに写し、一緒の時間軸を生きているという感覚を生み出したいとワークショップをデザインした。

参加者は12名。
先ずはギャラリーに集まり、チーム分け。3人組の4つのチームに分かれた。

その後、フォトグラムの基本的な制作プロセスをジアゾ感光紙を用いて体験。カメラを用いない写真制作、ものの距離感と像の写り方などを中心に参加者の方々と共有。

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暑さ対策を万全にし、ギャラリーから被爆樹木まで移動。

今回撮影した被爆樹木は広島城にある、ユーカリとマルバヤナギ。

それぞれの木に挨拶した後、皆で木を観察。

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マルバヤナギは幹が左右に割れない様に紐でぐるぐる巻きにされているけれど、新芽を見つけて「元気そう」との声。

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一方、ユーカリの幹の伸び方をみて、「人間の肘の様だ!」、根元の傷に「大きな火傷、とても熱かったと思う」との声。

また、この2本の樹木は枝が背丈にちょうど良く伸びていて、撮影にぴったり。

まず、厚紙のスクリーンに撮影したい影を見つけアタリをつける。

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次に感光液を塗布したTシャツを着てこもれびを写したり、気に入ったこもれびの下にTシャツをセットし、じっと約5分待つ。
チームで協力し、枝を近づけたりモチーフを拾ったり、遮光したりと共同制作。

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じっと待つことでじわじわとTシャツが焼かれ、黄色から青色に色が変わる。感光が目視できることで映像の生まれる様子が身をもって感じれるのもこのワークショップのダイナミックなところ。表の撮影が済んだら裏にしてさらに5分焼き込む。

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「じっとしていると木と一体になった気分。あの日、ここから逃げられなかった事を考えるととても苦しい」と参加者の意見。木になった視点で見ると普段は考えもしない見方が出来る事に驚く。

現像は水でよく洗い完成。

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夏の陽差しで焼き付けた被爆樹木の時間がTシャツに写り込んだ。

爽やかなブルーの色彩に一同歓声が上がる。

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その後、漂白処理、タグを付けて参加者の手に渡った被爆樹木のTシャツ。

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そのTシャツを着ることで、被爆樹木と同じ時間を一緒に生きている事を実感出来たら嬉しい。

最後に作品を観ながらワークショップで感じたことや考えたことを共有した。

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また機会をつくり、ワークショップを実施したいと考えている。




以下参加者によるアンケートより

アンケート回収率:91.66%(12人中11人が回答)

Q1:ワークショップで面白かったところはなんですか?【それぞれ3つに○をつけて下さい】

A:影をみつけるところ ー6
B:光に当てるところー5
C:現像するところー7
D:光について考えるところー3
E:撮影時間中待ちながらどんな像ができるか考えるところー7
F:被爆樹木で作品がつくれるところー4
G:その他(木で遊ぶのが楽しかった。友達と遊べて嬉しかった)ー1

Q2:ワークショップを通して、被爆樹木について改めて考える事は出来ましたか?

はいー11
いいえー0

その理由を書いて下さい。

・被爆樹木は、これまでにも何度か会いに行ったことがありますが、こんなに近く時間をかけて触れ合うことはなかったので嬉しかったです。いろんな時間の経過を体験することが出来ました。
そして何より、じーーーっと動かずに立ち続けているユーカリの忍耐力と生命力は素晴らしいですね!
動けずに立ってみてはじめて気づきました。

・身近にあり、いつでも見たり触れたりする事が出来るのに近すぎてあたりまえのように生活の一部になっていました。こうして改めて見たり、触れたり、感じたりする機会が持ててよかったです。

・広島に住んでいても、被爆樹木を意識してみる事は無かったですが、ワークショップを通して、木をじっくり見ることができ、長い歴史に思いを巡らせることができた。じっくり見ていると、木が人のように見えて来て不思議でした。

・あのユーカリの木は、広島城に行くたびに気になって触れていた木でした。今回は皆さんと一緒に、別の関わり方、こもれびと木の存在の陰影感、木と一緒に楽しい時間を共有できたみたいなそんな感覚が新鮮でした。

・一昨年、県外から広島に戻って来てから被爆樹木(に限らずヒロシマについて)の存在をあらためて再認識しているところだったので、このような形で樹木に触れ合えたことが貴重な体験だったと思います。広島に住んでいると、あたりまえのことになっているのが残念だと常々思っています。(県外に出てから気づくことは多かったです。)広島の人が企画するのとはまた違う力がある気がしました。

・曲がりに曲がりながら生き抜いてきたユーカリ。風に揺らぐ葉や光や影を十分に感じながら、Tシャツに焼き付けることができました。


・ぼくのうちにきょうりゅうがいてゆーかりのきがしっぽみたいだったから(小1)

・初めてひばくじゅ木をみました。すごい木だなぁと思いました(小3)

・被爆樹木を改めてじっくり見ることができたから、被爆樹木について考えなおすきっかけになった(中1)

・きょうのワークショップでTシャツをつくれたことがたのしかったです。かげをみつけるところです。(小学生)

・あさみさんの、おおきなさくひんのいちばんひだりから2ばんめのがすきです。(ママといっしょ)(小学生)


Q3:ワークショップを通して考えたことや気付いたこと、感想等を書いてください。


・光の強さ、影の面白さを感じました。苦しい体勢で感光したのですが、汗だくになって影をつかまえている行為が楽しかったです。そして、一人では出来なかったので、チームの中で協力して出来た達成感も気持ちよかったです。夏の良い思い出となりました。ありがとうございました。

・以前に、岡部さんのワークショップに参加し、被爆の実相にほんの少し触れる事が出来たと思っていました。が、また違ったアプローチの仕方で、光と影のワークショップに参加し、ユーカリの傷に触れる事が出来ました。ありがとうございます。

・夏の暑い日差しの中を歩いて、木に触れ、葉の影に安堵し、体で感じながら制作できたことが大きかったと、終った後のほてった体で考えています。

・夏の日差しの強さを、被爆樹木と共有できてよい思い出になりました。Tシャツが色あせて白くなって行く感じも楽しみです。

・作品が浮かび上がる様子に驚き、楽しむことが出来ました。やったことが無い手法で作品をつくり、またそれが時間とともに変化して行くというのがとても良かったです。時間を切り取った様な感覚と、これからもまだまだ変化して行くというのが何とも言えずよい感じでした。

・ギャラリーで最初に作品をつくったので、仕組みや手順がよくわかりました。あらゆる場面でスタッフの皆様の心づかいが感じられてとても楽しく参加させて頂きました。どんどん変化していくTシャツの色にも、いちいち感激してしまいました。

・げんばくにあったことのある木が今をいまもいきているなんてびっくりしました(小学生)

・光と影を工夫してつくることがすごく楽しかった。同じ木でも場所や角度を変えることで、全然違う作品が出来て面白かった。(中1)

・かげでふくがつくれるんだなぁと思いました。いろんなふくを作って見たいなぁと思いました(小3)

・てぃーしゃつにきょうりゅうとゆーかりをおいたらうつってすごかった(小1)


このワークショップの構想は2013年に遡る。
被爆樹木の持つ時間を身につけることが出来たら、今一緒の時間を生きていることをより実感できるのではないかと考えた。

アイデアをあたためながら、2年。衣裳家の田村さんとのユニットSeeSewなら、今回の個展に合わせて実現が可能だと実施の方向でプランを練って行った。

ワークショップを実施して、本当に印象的だったことは、参加者の方々一人一人がそれぞれの感性で被爆樹木と触れ合い、味わい、その感性を光と影で写し込んでいることだった。

自分の持って来た恐竜のおもちゃとユーカリの葉をうつ仕込み、ユーカリの葉を恐竜のしっぽの様だとイメージした小学1年生。

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(写真は参加者提供)

被爆樹木と自分の好きな植物を摘み取って構成したり

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自分の手(自分の時間)とユーカリの葉(被爆樹木の時間)を入れたTシャツも現れた。

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瑞々しい感性で、被爆樹木と触れ合う機会がつくれたことに大きな喜びを感じ、今後一層活動を充実させて行きたいという思いが強くなる時間となった。


最後になりましたが、暑い中ご参加頂きました参加者の方々、ワークショップの運営を手伝って下さったギャラリーGを始め、スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。




●SeeSewホームページ
http://seesew2014.wix.com/seesew

●広島経済新聞紹介記事
http://hiroshima.keizai.biz/headline/2147/
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ワークショプ概要

●ワークショップ:『影をつかまえる―被爆樹木のこもれびをTシャツに写して着よう―』
8/1(sat)14:00-18:00

被爆樹木の「時間」を写しとり、影を「着る」ワークショップ。
感光性を持たせたTシャツに被爆樹木のこもれびを写しその影を柄にします。
・費用:ひとり3500円
・対象:全年齢(小学生以下保護者同伴のこと)
・持ち物:古くなったTシャツ(色写りする可能性がある為)
・定員:12名。予約時にTシャツのサイズS・M・Lを明記
・申し込み:gg@gallery-g.jp
・実施:SeeSew(シーソー)
浅見俊哉と田村香織のアーティストユニット。2014年結成。写真作家と衣裳家の視点による新しいプロダクトやワークショップを提案。主な活動に、四季の時間を感光させた布で着物をつくる
「時間のきもの」プロジェクトを実施しています。
・協力:KAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)

 
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by shunya-asami | 2015-08-15 00:14 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)
光のリズムアドベンチャー『ETAGRAMー江田島のフォトグラムー』をつくろう!
去る2015年8/4、江田島で『光のリズムアドベンチャー』と題し、フォトグラムのワークショップを行った。

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海友舎という地元のアーティスト達が運営するスペースをベースとして制作。
この建物は旧海軍兵学校下士卒集会所という歴史ある建物。

開催のきっかけは、4月に旧日本銀行広島支店での個展に来てくれたアーティストとの出会い(文末リンク参照)

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最初に自分が大切にしているものの影を写す『SELFGRAM』をつくり、カメラを使わずに光と影で写真が撮れることを体験。参加者の皆さんが持って来た大切なものの影はどう写るかわくわくする時間。

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次に、江田島在住の参加者が案内人となり、自分の江田島のお気に入りの場所を参加者みんなで巡りながら、フォトグラムのマテリアルをさがし、なぜここがお気に入りの場所なのかを発表。江田島めぐりは暑かったけれどみんな一生懸命。

測道で蛇の抜け殻をゲットしたり、普段は目にもとめない草木を眺めたりしながら江田島散策。

公園では大きな亀と遭遇!

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次にそのマテリアルと自分の大切なものを組み合わせて『ETAGRAM(江田島のフォトグラム)』をつくる。
自分と江田島のカタチが組み合わされた写真が生まれた。

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最後に、大きな感光紙に、参加者みんなが写る巨大なETAGRAMの制作。

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特にワークショップに参加した子供たちは、誰に言われる事なく、「テーマを決めよう!」と発言し、みんなが大切に家から持ってきたものと、江田島探検で拾ったマテリアルが生かされるように画面を考えた。

空と陸と海を縦に表したら江田島らしいのでは?という提案に一同賛成!制作が始まった。

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どんどんアイデアが集まって来て、ひとつのイメージが生まれて行く。

手を動かし、対話しながら、工夫し、アイディアを共有し、一緒にひとつのものをつくる。

はじめ、その勢いと子ども達の湧き出るアイデアにその場にいた大人は少なからず驚いた。

なぜなら子ども達の高度な他者への配慮と、自らのアイディアが反映される能力を目の当たりにしたから。

私たち大人は利害や我執で失われがちな力。その力を子ども達は遺憾なく発揮する。

そしてその力に引き込まれるかの様に、大人達もアイデアをフォトグラムに描いていく。

今日、体験した光と影で写真が撮れる事と、江田島巡りで感じた事を、フォトグラムで表し、自分たちの世界を表現した。

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私は今日、子供たちがみせてくれた力が、今一番大切な力ではないかと改めて感じた。

誰かが嫌な思いをしたり、排除される事無く、それぞれのアイデアや持ち味が発揮される体験によって出来た一枚の写真。

日光写真によるフォトグラムは青写真とも呼ばれる。現在の子ども達の描く、素敵な江田島の未来の青写真として今日の体験が生きて行けば嬉しい。

私がこのワークショップで参加者の方と一緒に体験したかった事は、お気に入りの場所に行ったり、そこで材料を探す時、【「制作」する目で日常を見る】という体験。

その目は、日常にあるいつもは「何でも無いもの」としてしまっているものたちに光を当て、自分のアイデアを刺戟し、自分の表したいことを表す力になり、様々な工夫を生み出す。

作品制作によるその目の変換こそが、制作の持つダイナミックな体験で、その目を持って改めて自分の周りを見渡した時、見えなかった物が見えたり、気がつかなかった事に気づいたりする事が出来る。

今日は、素敵な目がたくさん集まり、江田島を改めて(私にとっては初めて)みるとても充実した一日になった。

最後に、とても暑い猛暑の中、素敵な1日を過ごさせて頂いた参加者の皆さんと、ワークショップを支えてくれたスタッフの皆様に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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●ぐるぐる海友舎プロジェクト
http://www.kaiyousya.com/

●今回のワークショップ開催のきっかけになったアーティストとの出会い
http://asaworks.exblog.jp/21839525/

●旧日本銀行広島支店地下ギャラリーでの個展レポート
http://asaworks.exblog.jp/21769948/
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by shunya-asami | 2015-08-08 17:20 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)
『光と影をつかまえる』フォトグラムワークショップ
『光と影をつかまえる』フォトグラムワークショップ

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切り絵+フォトグラム

いしかわゆか×浅見俊哉

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2015年 5/17(土)・5/18(日)

切り絵のモチーフをつくり、そのモチーフと持参した大切なものとを感光紙に配置し、影で画面をつくる写真のワークショップです。

表したい画面に合わせて、光の当て方や当てる時間を調節して写真を仕上げます。

切り絵のモチーフ制作では、皆無言で作業が進みました。その後、ペンライトを用いて光の具合を考え、自分のイメージをつくりあげて行きます。

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場所・FULIGO
http://fuligo.com/
愛知県名古屋市中区栄5-3-6エルマノスビル栄中駒ビル2C
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by shunya-asami | 2015-05-17 11:42 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)
「かがわ・山なみ芸術祭」綾川町エリアレポート
香川県で開催されている「かがわ・山なみ芸術祭」

瀬戸内国際芸術祭2013の関連事業として、島だけでなく、内陸部の山並みにもアートで人々が集い、にぎわいが生まれている芸術祭です。

さて、作品を出品させて頂いている綾川町エリアの会期が明日までとなりました。是非皆さまお誘い合わせのうえ、会場に足を運んでいただければ幸いです。

15日・16日の2日間滞在した時のアクションを紹介します!

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中学生が笑顔で迎えてくれます!!

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アートトレッキングは最高に気持ちがいい!!

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山を歩きながらの作品鑑賞!


●ギャラリートーク2013年6月15日開催

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質問を受けることで自らに発見があるのが楽しいです。

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メタセコイアの種子についても質問がでました。


●ワークショップ「影をつかまえる」2013年6月16日開催

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作品をみんなで共有します。

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ポーズがとてもいいです!

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作品を制作しています。

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恋人同士のすてきな作品

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綾川大好きヒーロー「コーバイマン」も駆け付けてくれました!


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参加者の皆さんと記念撮影

実際に制作を体験したことで展示作品への理解や見方が深まったという意見もありました。

ワークショップと作品の相互の関係からそうした深まりが生まれることはとても嬉しく思います。


●大澤加寿彦ライブパフォーマンス『東京ホタル』・『水と土の呼ぶ声』・『今僕らが』他

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●黒田なつ子ダンスパフォーマンス『gene』

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急きょ、振り付けのレクチャーになり、地元の新体操の生徒さんたちが参加しました!
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2013年6月16日 かがわものづくり学校にて公開

「かがわ・山なみ芸術祭(瀬戸内国際芸術祭2013関連事業)」での振付家・黒田なつ子
と美術家・浅見俊哉のコラボレーションワーク。


『gene』は旧枌所小学校の校庭にそびえるシンボルツリー(メタセコイア)の生命力や時間をテーマに、人間の身体とメタセコイアを組み合わせて撮影した11点のフォトグラムとコンテンポラリーダンス作品




【かがわ・山なみ芸術祭出品作品紹介】

「綾川町エリア」が6月1日(土)より会期を迎えています。
http://www.monohouse.org/yamanami/area/ayagawa.html

●『呼吸する影―Metasequoia glyptostroboides』(88×178cm)

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●『gene』


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2作品を展示いたします。

『呼吸する影―Metasequoia glyptostroboides』は旧枌所小学校の校庭にそびえるシンボルツリー(メタセコイア)のこもれびを撮影した20点のフォトグラム作品。

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『gene』はそのメタセコイアの生命力や時間をテーマに撮影した11点のフォトグラム作品。
(舞踊家、黒田なつ子とのコラボレーションワーク)

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両作品とも、【綾川町エリア】かがわものづくり学校内に展示されます。

会期は「2013年6月1日(土)〜6月23日(日)」


●かがわ・山なみ芸術祭(瀬戸内国際芸術祭2013関連事業)とは

 香川県には優れた活動を行っている美術家が数多く住んでいます。彼らは各地で独自のイベントを行い、これらの実践を通して多くの経験を積み重ね、その成果はすでにさまざまな所に現れてきています。そこでこのたび、新たな展開として「かがわ・山なみ芸術祭」を開催することといたしました。
この催しでは、県内で制作を行っている美術家や、自主的な地域活動を行っている文化団体を紹介し、それらを連携させます。具体的には、県内の5つのエリアで1年間に渡り、時期をずらしながら美術展を繰り広げて行きます。そのことで住民と美術家との協働を促し、芸術を軸とした地域の活性化を促そうというわけです。
雨水が山に貯められ、川から海へと注ぐことで海の豊かさは保たれます。水は万物の循環の源であり、「絆」でもあります。本事業は循環をテーマとした芸術活動を起点とし、人々を結びつけ地域の活性化を目指します。本事業を通して海の文化と山の文化の交流が進み、さらに美術家の活動が香川から世界へと広がっていくことで、地域が大きく飛躍していくことを願っています。

●概 要


・名  称 かがわ・山なみ芸術祭
・基本理念 水から水へ・いのちと光の絆
・第1回展テーマ 「人は手から生まれた」Humans were Born from Hands
・コーディネーター 松永 康
・主  催 かがわ・山なみ芸術祭実行委員会 特定非営利活動法人かがわ・ものづくり学校
・共  催 香川大学 高松市 綾川町 まんのう町 三豊市まちづくり推進隊三野 国営讃岐まんのう公園

●第1回展テーマ

人は二足歩行を行うことで進化したと言われます。空いた手で道具を作り、それを器用に操れるようになりました。手を使うことで脳は肥大化し、直立したおかげでその重さを支えることができました。もしこれが本当のことなら、「人は手から生まれた」と言えるのかもしれません。
人類は初め、生存のために道具を作りそれを使っていました。しかしあるときから手で音を奏で、またものを描くようになります。つまり心を豊かにするために手を使うようになったのです。芸術活動は、このように洗練された手の技によって開始されました。
香川県には、漆芸品、彫り物、張子細工、生活雑貨等、優れた伝統工芸がたくさん見られます。豪華絢爛というより、むしろ人々が一生使い続けられるような愛着仕様の品々が中心です。これらは競い合ったり人を驚かせたりするためではなく、それ自体が人生を豊かにしていく造形です。そこには、この共同体を維持してきた人々の知恵が現れているように思われます。

人は手から生まれました。ですからこれからも、やはり手を使って進化してゆかなければなりません。テクノロジーが極度に発達した今日、私たちはややもするとそのことを忘れがちです。こうした時代だからこそ、手が持っている可能性をもういちど見直す必要があるのではないでしょうか。私たちの「手づくり」のプロジェクトを通して、そのことを考えてみていただけたら幸いです。

アートコーディネーター 松永 康


かがわ・山なみ芸術祭実行委員会 事務局
〒761-2202 香川県綾歌郡綾川町枌所西甲2060
TEL:087-878-0921  FAX:050-3640-1284
mail@monohouse.org


以上公式HPより抜粋
http://www.monohouse.org/yamanami/



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by shunya-asami | 2013-06-22 11:34 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)



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