カテゴリ:展覧会・作品:2015( 8 )
呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー作品ツアー2015
2015年は
「呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー作品ツアー2015」
と題し、国内外10カ所で作品発表を行いました。

d0135521_22564739.jpg




2015.3/11-3/15 
『在アルメニア日本国大使館設立記念交流展覧会』
@ヨコハマ創造都市センター(神奈川県)


2015.4/11-4/19
『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』
@旧日本銀行広島支店地下ギャラリー


2015.5/16-5/17
『光と影をつかまえる』
@FULIGO



2015.5/19-5/24
『アルメニア文化週間』
@ヒルサイドフォーラム


2015.5/31
『PLAYERS OATH EXHIBITION』
@KAPL(コシガヤアートポイント・ラボ)


2015.6/12-7/5
『MADE in GIAPPONE』 
@Gallerla・SanFrancesco/8.75 ARTECONTEMPORANEA/
 GALLERIA San FRANCESCO/GALLERIA ZANNONI
 (REGGIO nell’ EMILIA・Italy)


2015.7/28-8/2
『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』
@gallery G



2015.8/20-8/25
『アルメ二ア共和国
第56回ヴェネチアビエンナーレ
金獅子賞受賞お祝い展』
@Gallery銀座一丁目


2015.9/20-9/27
『わくわく混浴デパートメント』
@別府北部旅館街


2015.10/21-10/31
『アルメニア日本大使館設立記念交流展』
@Hovh. Sharambeyan Center of Popular Creation
(Yerevan・Armenia)


2016.1/13-17
『宝船展@MOMAS』
@埼玉県立近代美術館


2016年は戦後71年目の年。
広島に生きる被爆樹木の姿を作品やワークショップを通して、世界中の人に伝えたい!
2015年は国内外のギャラリー約10カ所で作品発表ワークショップを実施。2016年も継続して行く予定です。
[PR]
by shunya-asami | 2016-02-01 22:57 | 展覧会・作品:2015 | Trackback | Comments(0)
『アルメニア日本大使館設立記念交流展』に参加します。
【作品展示のお知らせ】

アルメニアの国立美術館で開催される下記の展覧会に、被爆樹木シダレヤナギの『呼吸する影—Breathing Shadow of Bombed Trees』3点を出品します。

d0135521_1334479.jpg


                                                                
今年は戦後70年の節目の年、国内外の様々な場所で、作品を発表する「SHUNYA ASAMI Breathing Shadow of Bombed Trees Exhibition Tour 2015」を試みています。

d0135521_1333819.jpg



展示10カ所目となる場所はなんとアルメニア!

アルメニアには今年日本大使館が出来、文化交流がますます充実していく国になると思います。また今年は、過去の悲劇ジェノサイドから100年の節目にもあたり、これからの未来について考えて行く機会を文化交流から生み出せる事は大切であると考えます。

是非、ご周知頂ければ幸いです。
   

                                                                                                                                     

『アルメニア日本大使館設立記念交流展』

会期:201510/21-10/31

場所:Dilijan National Museum(Yerevan・Armenia)

                                                                        


『呼吸する影—Breathing Shadow of Bombed Trees』とは、

ヒロシマにある「被爆樹木」の影をフォトグラムの手法を用いて直接感光紙で影を撮影したシリーズ。「被爆樹木」とは、爆心地から約2km圏内で被爆した木を指す。フォトグラムで被爆樹木を撮影しようと思ったのは、今生きている被爆樹木の「時間」をダイレクトに写し撮りたいと考えたから。
被爆樹木の影を、直接感光紙に焼き付けることで1945年8月6日から現在までの生きてきた「時間」を掬いとれるのではないかと考えた。原爆に耐え、現在も力強く生きる姿を感じながら2012年から毎年広島に行き制作。


                                                                        
「Breathing Shadow of the Bombed Trees」 I used the photogram's technique to take pictures of bombed trees in Hiroshima. I want to take not only a figure of bombed trees but also "Time" of them. It is the reason why I use the technique "Photogram" to take pictures of bombed trees. To use the sensitized paper and take their shadow, I thought I was able to catch the days from August 6 1945 to 2012 when we live now.

The Bombed Trees were burned by the blast of the little boy, and about 2km distance from the centre of the explosion on August 6th,1945 during the Second World War. However, the bombed trees have been growing up strongly till today, this outcome made me so impressed and gave a great inspiration for my execution.

                                                                        
『呼吸する影』について
http://asa19821206.wix.com/shunya-asami#!works2/crmx
[PR]
by shunya-asami | 2015-10-08 13:04 | 展覧会・作品:2015 | Trackback | Comments(0)
『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』ポートフォリオシート
d0135521_16201948.jpg


d0135521_16202456.jpg


d0135521_16202253.jpg


d0135521_16202679.jpg



被爆70年祈念特別Gセレクション 遺されたものたち vol.3

【呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー】
Breathing Shadow of Bombed Trees

浅見俊哉 作品展

●日時:2015/7/28(tue)-8/2(sun) 11:00-20:00 (last day-17:00)

●場所:gallery G

〒730-0012 広島市中区上八丁堀4-1公開空地内
Tel: 082-211-3260 Fax: 082-211-3261
[PR]
by shunya-asami | 2015-09-07 16:22 | 展覧会・作品:2015 | Trackback | Comments(0)
呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー @gallery G 展覧会リポート②
【呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー @gallery G 展覧会リポート② 展示作品編】
                                      
去る7/28-8/2、広島gallery Gで『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』を開催した。
                                        
この展覧会は、gallery Gの主催する「被爆70年祈念特別Gセレクション 遺されたものたち vol.3」として開催された。
                                        
展覧会レポート②では、展示作品を中心に紹介。


d0135521_17372114.jpg


                                        
最初に展覧会の「ごあいさつ」を記す。

                                     
 「本展覧会は、ヒロシマにある「被爆樹木(Bombed tree)」を、太陽を光源として、直接、感光紙とデジタルセンサーに焼き付けたフォトグラム(カメラを使わずに撮った写真やその手法)の作品展です。 被爆樹木とは、1945年8月6日8:15の原爆によって大きなダメージを受けた後も、再び芽吹き、現在も生きている樹木を指します。フォトグラムで被爆樹木を撮影しようと思ったのは、今生きている被爆樹木の「時間」をダイレクトに写し撮りたいと考えたためです。太陽を光源とし、感光紙やデジタルセンサーに直接焼き付けるフォトグラムの手法を用いる事で、1945年8月6日のあの瞬間から現在まで生きてきた樹木の「時間」を、掬い撮れるのではないかと考えました。
 私は、空に幹を高く伸ばし、枝に沢山の葉を茂らせ、四季の変化をみせる被爆樹木に大きな生命力を感じ、2012年から毎年広島に訪れ、制作しています。 2014年は新宿、大阪ニコンサロンにて個展を行い多くのご意見を頂きました。

 2015年の今年は、戦後70年の節目の年、私は、国内外様々な場所で作品をみてもらいたいと考え、「Breathing Shadow of Bombed Trees Tour」と題し、国内外のギャラリーで作品展示を行ってきました。

 3月:ヨコハマ創造都市センター(神奈川県)、4月:旧日本銀行広島支店地下ギャラリー(広島県)、 5月:FULIGO(愛知県)、ヒルサイドフォーラム(東京都)、KAPL―コシガヤアートポイント・ラボ―(埼玉県)、6月:Associazione Culturale ART YOU・GALLERIA San FRANCESCO・8,75 ARTECONTEMPORANEA・GALLERIA ZANNONI(イタリア)

 そして今回の展覧会がツアーの終点となります。展示作品は今年の4月に撮影した「春の時間」、7月に撮影する「夏の時間」の新作を含む約30点を出品します。この作品展を通して、改めて「今」について感じ、考える時間となれば幸いです。
 最後になりましたが、本展覧会はクラウドファンディングを通して、多くの方のご支援を承りました。この場をお借りし深く御礼申し上げます。以下に支援者のお名前を記します。

 よこやま様、柳原敬様、岡本芳枝様、Mako Kikuci様、NAKAJIMA TAKASHI 様、なかみー様、Mika Kohno様、寺井慶久様、横永匡史様、mikanchan様、奈純様、倉石文雄様、Capt.様、藤田澄生様、kaya様、服部真理子様、池田将之様、見沼の若さん様、小河晋平様、akko様、渡辺範久様、旅する服屋さん様、shoko miki様、鎌田洋子様、奏様、大谷美香様、松山浩士様、垣谷真様、Takami Sugawara様、信原憲治様、山田智子様」

d0135521_1737972.jpg


                                     
以上が展覧会のごあいさつとしてギャラリーに入ってすぐの壁面にパネルで展示した。
                                     
                                     

今回の展覧会は、「READYFOR」というクラウドファンディングサービスで5月8日〜8月8日の期間で展覧会の資金を集めた。私は、今回のアクションで、広く被爆樹木の存在を知ってもらいたい、継続した制作を今後続けて行く基盤をつくりたいと考えた。幸い、8月8日に多くの方のご支援を受ける事が出来、展覧会も充実したものとなった。

d0135521_17373768.jpg



                                                                       
展示作品数は28作品(映像作品を1つ含む)

以下に作品目録を記す。(作品タイトルは撮影時間を示す)

                                     
ギャラリー1F展示作品(サイズはmm)


d0135521_21191073.jpg


d0135521_211942100.jpg




                 

d0135521_173844.jpg


                   


09:24 4/15 2015-①

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Digital Photogram

Ink jet

Framed

420×298


                                     

2

09:24 4/15 2015-②

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Digital Photogram

Ink jet

Framed

420×298



                                     
3

Breathing Shadow of Bombed Trees

MOVIE 2015-SPRING-

映像作品5分17秒

MOVIE 5’17”


                                  

作品、「1」・「2」は今回初めての試みの作品で、デジタルカメラのセンサーに直接シダレヤナギの影を写して撮影したものを、インクジェットで出力した。「3」は同様にして映像を撮ったものを編集し、約5分の映像とした。



d0135521_17384216.jpg





4

11:03 7/26 2015

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

3200×880


                                     

5

11:19 7/26 2015

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

3200×880



                                     
6

12:10 7/26 2015

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

3200×880


                                     
7

12:20 7/26 2015

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

3200×880



メイン作品、「4」・「5」・「6」・「7」のシダレヤナギは、展覧会搬入日前日の7/26に撮影したものを展示。「今、生きている被爆樹木」を表現した。
ギャラリーから入る陽差の変化を受け表情を変え、来場者が動くことで生じるかすかな気流の流れなどでゆらゆら揺れる事で、シダレヤナギがそこで「生きている」ようなイメージを想起させた。



d0135521_17393682.jpg


                                     
8

15:55 8/5 2014

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

1800×880


                                     
9

16:01 8/5 2014

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

1800×880



                                     
10

16:07 8/5 2014

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

1800×880



d0135521_17392118.jpg


                                     
11

08:15 8/6 2014

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

Framed

420×298



                                     
12

08:22 8/6 2014

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

Framed

420×298




                                     
13

08:27 8/6 2014

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

Framed

420×298


作品、「11」・「12」・「13」は、2014年8月6日に撮影したもの。
2014年の8月6日は43年ぶりの雨の式典となり、雨が激しく降る中、黙祷をしながら撮影した。「11」は、原爆が炸裂した時間とされる8:15に撮影。その時降っていた雨粒が鮮明に写った作品となった。


d0135521_17395855.jpg


                                     

14

09:28 4/17 2015

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

Framed

420×298


                                     
15

09:29 4/17 2015

被爆樹木―シダレヤナギ―

A-Bombed Tree―Weeping Willow

Diazo Print

Framed

420×298





d0135521_21212368.jpg



1Fは全て、爆心地から最も近い被爆樹木シダレヤナギの作品で構成した。




                                   
                                     
ギャラリー2F展示作品(サイズはmm)

d0135521_17405215.jpg



d0135521_1741548.jpg


                                     

16

10:27 4/15 2015

被爆樹木―ユーカリ―

A-Bombed Tree―Eucalyptus

Diazo Print

Framed

420×298


                                     
17

10:57 4/15 2015

被爆樹木―ユーカリ―

A-Bombed Tree―Eucalyptus

Diazo Print

Framed

420×298


作品「16」・「17」の被爆樹木ユーカリは、2015年4/15の撮影。
大きな葉の陰からそっとのぞく新芽の葉を撮影した。

                                     
18

16:31 8/6 2014

被爆樹木―イチョウ―

A-Bombed Tree―Ginkgo

Diazo Print

Framed

841×594


作品「18」は、毎年お世話になっている浄西寺の被爆イチョウのフォトグラム。2014年の8/6。西陽を受けるイチョウの葉を狙って撮影した。

                                     
19

10:11 4/16 2015

被爆樹木―マルバヤナギ―

A-Bombed Tree―Willow

Diazo Print

Framed

420×298


                                     
20

10:32 4/16 2015

被爆樹木―マルバヤナギ―

A-Bombed Tree―Willow

Diazo Print

40000

420×298


作品「19」・「20」は被爆樹木マルバヤナギ。
2015年4/16の撮影。この時、雄花が満開でとても強いエネルギーを感じて撮影した。


d0135521_1742554.jpg


d0135521_17421622.jpg


                                     
21

14:05 8/4 2014

被爆樹木―エノキ―

A-Bombed Tree―Japanese Hackberry

Diazo Print

Framed

594×841


                                     
22

14:07 8/4 2014

被爆樹木―エノキ―

A-Bombed Tree―Japanese Hackberry

Diazo Print

Framed

594×841


作品「21」・「22」は被爆樹木エノキ。
2014年の広島の夏は雨が多く、エノキの葉を食べる虫が多く発生したらしく、葉に虫食いの跡が多く残っていた。それをみて、被爆樹木の葉が次の命の「餌」になっている事に強いエネルギーを感じ、虫食いの跡を撮影した。



d0135521_17425944.jpg



d0135521_17424945.jpg



                                     
23

09:26 4/18 2015

被爆樹木―アオギリ―

A-Bombed Tree―Phoenix Trees

Diazo Print

Framed

420×298

                                     

24

09:16 4/18 2015

被爆樹木―アオギリ―

A-Bombed Tree―Phoenix Trees

Diazo Print

Framed

420×298

                                     
25

12:54 7/26 2015

被爆樹木―アオギリ―

A-Bombed Tree―Phoenix Trees

Diazo Print

Framed

420×298
                                     

26

12:55 7/26 2015

被爆樹木―アオギリ―

A-Bombed Tree―Phoenix Trees

Diazo Print

Framed

420×298


作品「23」・「24」・「25」・「26」は被爆樹木アオギリ。
春のアオギリと夏のアオギリを並べて展示した。
春、葉が全て落ちてしまった木は「骨」の様だと感じたが、枝の先には大きな膨らみがあった。数日後再びアオギリを訪ねたら、その膨らみから新芽が出始めていた。固い殻を破る様なパワーを感じ、新芽を撮影。
夏、大きな手のひらの様な葉を茂らせ、種子の房を風に揺らすアオギリ。次の世代に記憶や経験を継承する象徴としての種子を撮影した。


d0135521_17433279.jpg


                                     

27

12:16 8/4 2014

被爆樹木―クロマツ―

A-Bombed Tree―Japanese Black Pine

Diazo Print

Framed

594×841


                                     

28

12:22 8/4 2014

被爆樹木―クロマツ―

A-Bombed Tree―Japanese Black Pine

Diazo Print

Framed

594×841


作品「27」・「28」は被爆樹木クロマツ。
2014年の曇り空の広島で撮影。曇りのため長い露光時間を必要とし、ゆっくりと時間をかけて影を焼き付けた。水墨画の様な印象の作品となった。

2Fは、被爆樹木ユーカリ、マルバヤナギ、イチョウ、エノキ、アオギリ、クロマツのフォトグラムを展示した。

d0135521_21234451.jpg


                                     
以上の全28作品を通して、「今私たちと共に同じ時間を生きる被爆樹木の時間」を表現した。


                     
【呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー @gallery G 展覧会リポート③】へ続く
                                                                                
参考リンク

●『呼吸する影』作品コンセプト
http://asa19821206.wix.com/shunya-asami#!works2/crmx

●クラウドファンディング「Ready for?」
https://readyfor.jp/projects/Shadow-of-Bombed-Trees

●小作品集『呼吸する影 SHADOW OF BOMBED TREES』
http://einstein.onlinestores.jp/category/select/pid/9438

●NHK「お好みワイドひろしま」被爆70年シリーズ企画
平成27年7月30日(木)放送『被爆70年 被爆樹木を撮る』
http://www.nhk.or.jp/hiros…/hibaku70/movie/shosai270730.html                                                                                                                                                                                     



●展覧会情報(会期は終了しています)
                   
被爆70年祈念特別Gセレクション 遺されたものたち vol.3

【呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー】
Breathing Shadow of Bombed Trees

浅見俊哉 作品展

●日時:2015/7/28(tue)-8/2(sun) 11:00-20:00 (last day-17:00)

●場所:gallery G

〒730-0012 広島市中区上八丁堀4-1公開空地内
Tel: 082-211-3260 Fax: 082-211-3261

d0135521_17443748.jpg

[PR]
by shunya-asami | 2015-08-22 17:44 | 展覧会・作品:2015 | Trackback | Comments(0)
呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー @gallery G 展覧会リポート①
【呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー @gallery G 展覧会リポート① 作品展までの道のり編】
                                        
去る7/28-8/2、広島gallery Gで『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』を開催した。

d0135521_1414644.jpg

                                        
この展覧会は、gallery Gの主催する「被爆70年祈念特別Gセレクション 遺されたものたち vol.3」として開催された。

d0135521_1415691.jpg

                                        
私は、2012年の8月に広島に始めて訪れてから、毎年、被爆樹木を撮る為に広島に来広している。2012年と2015年は2回、広島に来ているので今回で6回目の広島の夏。戦後70年の節目の年に個展開催の運びとなった。

私は、7/23から広島に入り、個展用の作品の制作を始めた。

今回個展にあたり一つのチャレンジをしたいと考えていた。

2012年に始めて出会った、爆心地から最も近い370mで被爆した被爆樹木「シダレヤナギ」の「印象」を作品にしたいと感じた。

毎年、制作するにあたりその始めの出会いの「印象」と作品が離れて行っている感覚を感じていた。今年の夏は、もう一度、始めの感覚を捉え直したいという気持ちが強くなっていた。

私は、2014年の2月に、2012年と2013年に制作した作品を収録した『呼吸する影 SHADOW OF BOMBED TREES』という小作品集を100冊制作した。

その中に「被爆樹木との出会い」とフォトグラム制作をした印象を記したテキストがあり、今回のチャレンジに向け振り返った。

以下にそのテキストを紹介したい。
                                        
P32
「被爆樹木との出会い」

観光案内所にふと立ち寄った。
「被爆木マップ」 というパンフレットがあり、被爆樹木の存在を知った。被爆樹木は、1945年8月6日の原爆の爆風によって焼かれ、 吹き飛ばされたが、再び芽吹き大きく成長した樹木を指す。広島市によると2014年現在、爆心地から約2km圏内に170本もの被爆樹木が存在する。 当時の人達は、逞しく生きるこの木をみて、生きる力を湧かせていたらしい。私はすぐに、一番近くの被爆樹木を訪ねる事にした。爆心地から最も近い370mで被爆したシダレヤナギの木。土手沿いにひっそりと佇み、風に葉を揺らしている。「生きている。」と感じた。また原爆ドームとは対照的に 「時間が動いている、今を生きている」とも。私はこのシダレヤナギを撮影したいと思った。
                                        
P33
「影をつかまえる」

フォトグラムで被爆樹木を撮影しようと思ったのは、今生きている被爆樹木の「時間」をダイレクトに写し撮りたいと考えたから。 被爆樹木の影を、直接感光紙に焼き付けることで1945年8月6日から現在までの生きてきた「時間」を掬いとれるのではないかと考えた。
 撮影は、じっと陽光が出るのを待ち、枝葉の下に感光紙を直接差し込み、 数十秒カウント(露光) する。 撮影には、 カメラは用いない。 じっと感光紙の表面を見て露光時間を調節する。 撮影中、枝葉は風に揺れ、 木々が自ら動いている様に感じられる。それはまるで生きて動き回る生き物をつかまえる作業のようだ。
 私は撮影を続けながら被爆樹木に対して、 原爆ドームとは対象的な「時間」を感じていた。原爆によって、あの日に止まった「時間」と日々生長し、 変化する 「時間」。 後者の 「時間」を生きている影=『呼吸する影』として、撮り続けていこうと決めた。

『呼吸する影 SHADOW OF BOMBED TREES』より

                                                                                


テキストにある「まるで生きて動き回る生き物をつかまえる作業」、フォトグラムはその時間の影をほぼ原寸大で焼き付ける。あの時感じた被爆樹木の「生きている。」印象。
シダレヤナギの風に揺れる大きく、長い枝葉を「つかまえたい」と思った。


d0135521_1442692.jpg

(爆心地から370mで被爆したシダレヤナギ)
d0135521_1435170.jpg

(土手沿いの風を受けながら枝葉をそよがせる)
d0135521_1441728.jpg

(木陰に入るととても涼しい)
d0135521_1453242.jpg

(ネームプレートが今年新しくなり、QRコードから被爆樹木の情報にアクセス出来る)


                                                                                
7/24、現地でのカメラの制作から始めた。
カメラと言ってもいつもこの制作で私が使うのは、2枚の厚紙。
厚紙は遮光板の役割を果たし、中に感光紙を挟み、表のスクリーンに影を写し気に入ったところと風や太陽光の状況をみて厚紙を開くことで、中の感光紙に影を焼き付ける仕組みだ。
私はこのカメラを「タイムスクリーン」と名付け、様々なサイズの感光紙に対応できる様制作している。

d0135521_1014438.jpg

(最も使用頻度の高いA3サイズの感光紙を挟む事が出来る「タイムスクリーン A3」)




今回前述した様に、始めて会った被爆樹木シダレヤナギの「印象」を「つかまえる」には、約5mある樹木の垂れ下がる枝葉が風で揺れる様を撮影したいと考えた。24日にシダレヤナギと再会し、樹木の様子をみると、きれいに散髪されているような印象を受けた。来る8月6日の原爆の日に向けて剪定されているのか、昨年よりも枝葉が短い印象を受けた。そこで、カメラのサイズを3m50cmに決め(同時に名前を「タイムスクリーン3500」と名付けた)、幹から垂れ下がる枝葉を撮る為に準備を進めた。

d0135521_143396.jpg

(「タイムスクリーン3500」の前に試作機「タイムスクリーン1800」であたりをつける様子)



カメラは地元のホームセンターで購入した黒のプラスチックダンボール。これに感光紙を挟み撮影する。撮影は25日の午後に決めた。



7/25、2014年にユニットを組み活動を共にしている衣裳家の田村さんと合流した。(田村さんとは8/1に行うWSの下見も兼ねて広島に入った。)早速、シダレヤナギの木の下で巨大な「タイムスクリーン3500」を立ててみる。陽の向きがうまく枝葉を捉えられず、始めて出会った「印象」にはほど遠い。撮影を断念し、26日の午前中にもう一度トライすることを決めた。



7/26、9:00にシダレヤナギの下に到着。この日はNHKの取材も入っていて、制作の様子を記録してもらった。撮影は難航した。午前中ともいえ強い太陽光と、「タイムスクリーン3500」扱いが難しく、焼き付けた像が、遮光する時間に手惑い、光に当てすぎて失われてしまう失敗も重ねた。
(放送された番組に制作の様子が写っているので詳しくは映像を参照)
d0135521_10271953.png




数回のトライ&エラーを繰り返し、試行錯誤を重ね、5枚のシダレヤナギを撮影した。

その日の夜、現像をした。少しずつ浮かび上がってくる像に、始めて出会ったシダレヤナギの「印象」を想起された。柔らかく風をとらえ受け流して行く枝葉の動き、優しい葉のこすれる音が画面に記録され、「生きている」ように感じた。
d0135521_10231321.jpg

(現像直後の作品。浮かび上がる影に深夜にも関わらず歓喜の声をあげてしまった。)



7/27、11:00 gallery Gに作品搬入・展示
第1に、作品が間に合ったことに安堵した。
被爆樹木がわたしたちと同じ時間軸を「今、生きている」ことを表現したいと常に思っているのに、過去制作したものだけで展示構成することに違和感があった。
はじめからメイン作品は2015年の夏に撮ったものと決めていた。
けれど、悪天候やその他様々な困難から、今日まで作品が用意できなかったケースを想像したら初めて背中がぞっとした。今、様々なことを乗り越えて手元に作品を用意でき、この日が迎えられた事に、多くの支えてくれた方々に感謝し、展示作業を開始した。メインの作品は影を「つかまえたてほやほや」の7/26のシダレヤナギ4枚。315cm。大きな枝葉がギャラリーに現れた様な印象を受けた。


d0135521_1425535.jpg


d0135521_143128.jpg




d0135521_1454882.jpg

(個展メイン作品、315cmの被爆樹木シダレヤナギ)

d0135521_10361785.jpg


d0135521_10363395.jpg


d0135521_10364197.jpg







                                                                                

                                        
【呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー @gallery G 展覧会リポート②】へ続く
     

                                                                           
参考リンク

●『呼吸する影』作品コンセプト
http://asa19821206.wix.com/shunya-asami#!works2/crmx

●小作品集『呼吸する影 SHADOW OF BOMBED TREES』
http://einstein.onlinestores.jp/category/select/pid/9438

●NHK「お好みワイドひろしま」被爆70年シリーズ企画
平成27年7月30日(木)放送『被爆70年 被爆樹木を撮る』
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/hibaku70/movie/shosai270730.html                                                                                                                        



●展覧会情報(会期は終了しています)
                   
被爆70年祈念特別Gセレクション 遺されたものたち vol.3

【呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー】
Breathing Shadow of Bombed Trees

浅見俊哉 作品展

●日時:2015/7/28(tue)-8/2(sun) 11:00-20:00 (last day-17:00)

●場所:gallery G

〒730-0012 広島市中区上八丁堀4-1公開空地内
Tel: 082-211-3260 Fax: 082-211-3261

●オープニングレセプション:7/28(tue)18:00-

●トークセッション:8/2(sun) 15:00-17:00
浅見俊哉×竹田信平×岡村幸宣
 大澤加寿彦によるミニライヴ有り 予約不要・無料 場所:gallery G
(広島市中区上八丁掘4-1)

●ワークショップ:『影をつかまえる―被爆樹木のこもれびをTシャツに写して着よう―』
8/1(sat)14:00-18:00

d0135521_1445985.jpg


d0135521_10463870.jpg









                                              
[PR]
by shunya-asami | 2015-08-21 01:46 | 展覧会・作品:2015 | Trackback | Comments(0)
イタリアのレッジョ・エミリアのギャラリーで『呼吸する影』を展示中!
イタリアのレッジョ・エミリアという都市で日本人の作家26人

によるグループ展「MADE in GLAPPONE」が2015.6/13-7/5の会期で開催されています。

d0135521_163229.jpg



私は6/11-19の期間、現地に赴き作品『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』を6点、展示してきました。

d0135521_164432.jpg


d0135521_1105069.jpg


ギャラリーで出会ったイタリアの美術評論家の方に、

「戦争やテロの様な、暴力的『ダイレクトなパワー』ではなく、人に浸透し、より良いアクションを広げて行くのは『センシティブなパワー』であると感じる。あなたの作品には、後者のパワーがある。」

と作品を評価して頂きました。

d0135521_173372.jpg


レッジョ・エミリアは日本でも、充実したプログラムの美術教育や幼児教育で有名な都市で、作品への興味・関心はとても高いのが印象的でした。

また、ヒロシマに住んでいて平和教育について学んでいたという方にも出会い、その方とは日本語で作品について交流する事が出来ました。

d0135521_174219.jpg


d0135521_183787.jpg


戦後70年の節目の年、日本だけでなく、海外でも関心が高いものであると改めて実感する事が出来ました。

この経験を7月のヒロシマでの個展に生かしたいと思います。

d0135521_19615.jpg


展示している4つのギャラリー

d0135521_184598.jpg


d0135521_185438.jpg


・Associazion Culturale ART YOU
d0135521_192350.jpg


・8.75 ARTECONTEMPORANEA
d0135521_11081.jpg


・GALLERIA San FRANCESCO
d0135521_1101996.jpg


・GALLERIA ZANNONI
d0135521_1103657.jpg



6 / 13-7 / 5 periodo, il mio lavoro fotografico saranno esposte al REGGIO nell’EMILIA.
[PR]
by shunya-asami | 2015-06-25 01:11 | 展覧会・作品:2015 | Trackback | Comments(0)
『アルメニア文化週間―Armenia Culture Week―』会期終了
本日を持ちまして、2015年5月19日から24日まで代官山ヒルサイドフォーラムで開催していました

『アルメニア文化週間』の会期終了となりました。

d0135521_2340650.jpg

(出品作品:呼吸する影—被爆樹木シダレヤナギ―)

この展覧会に作品を出品した事で、今まで知らなかったアルメニアについて知る機会になるとともに、アートを通してアルメニア、日本の作家が表現したいことを感じ合うことが出来た事がとても貴重な体験となりました。

アルメニアで100年前に起きた悲劇は、現在を生きている自分たちが、考え行動を起こしていくことで「過去」にしないようにしたいというメッセージは、戦後70年の節目の年を迎えた私たちにも言える事であると強く感じました。

今回、出品作品の『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』は6月イタリアで展示をする予定です。

多くの人に作品を通して「今」を感じ、考える機会になるよう、次に向けて準備をしたいと思います。

d0135521_23392865.jpg

↑『呼吸する影—被爆樹木のフォトグラムー』展ツアーのお知らせ。
[PR]
by shunya-asami | 2015-05-24 23:42 | 展覧会・作品:2015 | Trackback | Comments(0)
『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』 Breathing Shadow of Bombed Trees 浅見俊哉作品展
「注意深く観察することから表現が生まれてくる」

前文は、今回の広島での個展開催と作品制作を通して改めて感じた事です。


去る、2015年4月11日(土)-19(日)
旧日本銀行広島支店地下ギャラリーで個展を開催しました。

d0135521_14541534.jpg


d0135521_14542712.jpg


ヒロシマにある被爆樹木のフォトグラム制作は、2012年から始まり、今年で4年目を迎えます。
また戦後70年の節目の年に、念願だった広島での作品発表が実現しました。

個展会場の旧日本銀行広島支店は、かつての日本銀行の営業所で、現存する被爆建物の一つであり、広島市指定重要文化財となっています。現在では芸術文化活動拠点としても利用されている施設です。

d0135521_153344.jpg


地下の4つのスペースを使い、被爆樹木のフォトグラムの作品展を開催しました。

この施設で作品を発表しようと考えた理由は、被爆建物の中に、現在も生きている被爆樹木の影を撮影した作品を展示したとき、作品の見え方にコントラストが生まれ、作品が力強く、繊細に観る人に迫るのではないかと考えたからです。また地下の金庫室はシェルターのような雰囲気があり、外部の情報が入ってきません。その為、作品と真っ正面から対峙する様に促されます。

d0135521_153335.jpg


今回4つの展示室の特性に合わせ展示をつくることに挑戦しました。


●『ここで風を感じることが出来るだろうか』―第1金庫室・第2金庫室

2014年に新宿・大阪ニコンサロンで発表した、2014年に制作した『呼吸する影』を中心に展示。

いわば最強のシェルターの中で、「被爆樹木の「呼吸」を感じることができるか」をテーマに展示を構成しました。
また、その金庫に作品を展示することで、永久に保存し後世に残し伝えていくようなイメージも想起されました。

金庫の中に入るので、迫力満点の分厚い鉄の扉をくぐり抜け、展示室に入ります。

・第一金庫室

d0135521_1520879.jpg


d0135521_15205696.jpg


d0135521_1521994.jpg


d0135521_1521174.jpg


・第二金庫室

d0135521_15281519.jpg


d0135521_15282639.jpg


d0135521_15283741.jpg


d0135521_15285538.jpg



●『私が消えてしまったとき、私は残るでしょうか?』―OCR室

ここでは、2012年と2013年に撮影した作品を中心に床面に構成し、展示しました。
天気の良い日は、天井から12時〜13時に太陽光が降り注ぐ空間です。

d0135521_15435641.jpg


d0135521_15441888.jpg


d0135521_1545385.jpg


タイトルの「私」とは「被爆樹木の影」そのものを指しています。

一度陽光で撮影した被爆樹木の影に再び陽光を当て、撮影された像がじわじわと少しずつ消えていく「時間」の作品です。数週間の陽光では大きな変化はありませんが、微細な変化は確実に生じています。

画面から像が失われた時、その「時間」は、あなたに残っているでしょうか?
日々変化する被爆樹木と、それを「記録」した写真と、私達の関わり方を考える作品です。

(OCRとは、光学式文字読取装置のこと。ここでは、かつて税金や保険料などの国庫金の受入書類をOCRにより読み取り、会計別・官庁別等に集計のうえ、日本銀行にある政府預金として計算・整理・報告がされていた場所です。)



●『影は今もそこにある』―公文庫室

この展示室では、私が広島に滞在している期間に制作した作品を随時、アーカイヴし、展示していきました。

毎日すこしずつ作品が増えていきます。

この部屋は最も動きがあり、かつ私の作品制作のコンセプトを強く表している展示室となりました。

d0135521_16834.jpg

展覧会初日:2015/04/11 12:40

d0135521_1682676.jpg

展覧会3日目:2015/04/13 16:13

d0135521_1613523.jpg

展覧会最終日:2015/04/19 10:43


日々変化する被爆樹木の「時間」を、感光紙に写し取ること。
多くの春の被爆樹木たちは、花を咲かせ、芽吹きの時期を迎えていました。
毎日被爆樹木を訪ね、注意深く観察すると、小さな変化が起きている事が分かります。
その小さな変化の積み重なりが、被爆樹木の持つ「時間」そのものです。


d0135521_1631436.jpg

感光紙を遮光板にセットし、展覧会期中、毎日被爆樹木を撮影しました。

d0135521_16192786.jpg

被爆樹木アオギリ…堅いつぼみが枝先についていた。2015/04/12 14:06


d0135521_1625412.jpg

『呼吸する影—被爆樹木アオギリ 2015 4/12 14:20―』

d0135521_16205882.jpg

被爆樹木アオギリ…6日後、つぼみから若葉が芽吹いていた。2015/04/18 7:47

d0135521_16275368.jpg

『呼吸する影—被爆樹木アオギリ 2015 4/18 9:16―』



原爆の日である8月6日だけが「広島」ではなく、毎日小さな変化の時間が、私たちと同じように被爆樹木にも流れています。
その小さな変化に作品制作を通してアプローチする事が、私にとって一番大切な事だと考えています。

私たちは一見、大きな変化で時間を捉えがちですが、それが生じるのは普段は気づきもしない、小さな変化の集積なのだということに気がつきます。

毎日増えていく作品によって展示空間が出来上がってくるこの展示室は、私の制作そのものを表しています。


最後に、

4つの展示室を構成した事で、単に出来上がった作品を観てもらうだけではなく、被爆樹木というモチーフとの関わり方や、作品が出来上がってから鑑賞者との関わり方のアプローチへの意識まで表現する事が出来たのではないかと考えています。

また旧日本銀行広島支店は、広島では文化施設として認知されているとともに、被爆建物であることから沢山の方とお話しする機会に恵まれました。その交流の中で自分の作品を改めてみる機会になり、今後の制作への大きな糧となりました。ご来場頂きました皆様に深く御礼申し上げます。



次回は7/28〜8/2に「ギャラリーG」にて、同テーマの個展の開催を予定しています。
どうぞご来場頂ければ幸いです。




以下展覧会概要:

d0135521_14541534.jpg


d0135521_125143.jpg



『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』
浅見俊哉作品展

本展覧会は、ヒロシマにある「被爆樹木(Bombed tree)」を、太陽を光源として、直接感光紙に焼き付けたフォトグラム(カメラを使わずに撮った写真)の作品展です。

被爆樹木とは、1945年8月6日8:15の原爆によって大きなダメージを受けたあと再び芽吹き、現在も生きている樹木を指します。私は、幹を高く伸ばし枝に沢山の葉を茂らせる被爆樹木に大きな生命力を感じ、2012年から毎年広島に訪れています。

2015年の今年は、戦後70年の節目の年です。作品を通して改めて「今」について感じ、考える時間となれば幸いです。

【場所】
旧日本銀行広島支店 地下ギャラリー
 〒730-0036 広島市中区袋町5-21
(広島電鉄・袋町電停下車すぐ)

【日時】
2015年4月11日(土)-19(日)
11:00-17:00(最終日は15:00まで)

※ 4月18日(土)15:00-16:00 ギャラリートークあり 入場無料
[PR]
by shunya-asami | 2015-05-07 16:36 | 展覧会・作品:2015 | Trackback | Comments(0)



浅見俊哉作品集    ©2016 by Shunya.Asami 全てのテキスト・画像の無断転載は固くお断りいたします。
by shunya-asami