カテゴリ:展覧会・作品:2007( 7 )
「またたき―Engakuji / 2007―」
Shunya.Asami Movie:「またたき―Engakuji / 2007―」 浅見俊哉

撮影地:円覚寺





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by shunya-asami | 2010-03-27 00:37 | 展覧会・作品:2007 | Trackback | Comments(0)
「旗-FLAGS」
「時間」を組み合わせた映像作品のシリーズ

撮影地:NY


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by shunya-asami | 2010-03-17 00:28 | 展覧会・作品:2007 | Trackback | Comments(0)
『またたき』×対話型鑑賞―東御市梅野記念絵画館―
 最近、作品を見る人と作品の関係について考えることが多くなった。

作品を見せるということはどういうことなのか。

作品を見るということはどういうことなのか。

そもそも作品とは何なのか。

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今一度自分自身の振り返りも兼ねて紹介したい。









―以下のテキストは2007.4.9・4.12の日記より抜粋―





 アメリア・アレナス(元ニューヨーク近代美術館教育担当)による、鑑賞教育研修会が長野県で行われた。

東山魁夷でおなじみの信濃美術館(2007.4/7)、梅野記念絵画館(2007.4/8)で開催され、約120名の教員、学芸員、美術関係者が、アメリアアレナスのレクチャーをうけた。

 私は、2007.4/8に開催された梅野記念絵画館でのレクチャーに参加した。

梅野記念絵画館では「生の軌跡」と題された木下晋展が開催されていて、その展覧会の中の作品4点、エントランスに展示された私の作品『またたき』を用いて、「対話型鑑賞」が行われた。

「対話型鑑賞」とは、アメリアが体系化した美術作品を「みる」方法のひとつである。

アメリアは参加者を作品の前に座らせて、三つのことを要求する。






「作品をみること」


「考えること」


「話すこと」






じっくり作品を見る時間を持った後、その作品についてどう感じたか、何を発見したか、を考え、その意見を発表する時間を持つ。


アメリアは、時間をかけて、参加者のほとんどに意見を聞く。


沢山の人が、自分の意見を発表していくことで、参加者は、一つの作品について様々な見方があることに気付く。



自分が考えていた意見と似ているもの、全く異なるもの……



自分が作品を○○と思う、□□と感じるという、○○や□□の意見を、アメリアは尊重し、どうしてそう思ったのかとたずねる。



自分が○○と思った理由を参加者は改めて、「みて、考えて、話す」。



その意見を聞くまでは、自分とは異なる意見だと思っていた意見も、他の参加者の「みて、考えて、話す」プロセスに触れることで、「確かに、そういう見方もできるな」と他人の意見、思考を自分の中に取り入れ、認めることができる。



従来、鑑賞教育というと、作品の年代や時代背景、作家の制作スタイル、表現意図などの情報を伝達するというものが多い。



しかし、アメリアは、実際に作品を見ている人の中で起こっていることを重要視する。





アメリアは言う、「アートとはただの言葉だ」と。



「アートというものがあるとしたら、アートを見ている人の中に何かを起こすもの、そして、それを誰かと共有したり、議論したりできるものではないか。」と。




 私は、ある小学生が、友人の意見を聞き、さらに自分の想像力を飛躍させていたことが印象に残った。



友人の意見を自分のものとし、さらにその意見を足かがりに、考えを膨らませるその姿を見て、アートの意義や価値について改めて考える機会を得る事ができた。



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以下は、『またたき』でのトークの様子である。



作品が設置された梅野記念絵画館のエントランスは明神池が一望できる静かな空間です。



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アメリア・アレナス(以下:A・A)「それでは、最後に(木下晋展の4つのトークの後)玄関にある作品を見てみましょう!レッツゴー!」



―エントランスにある作品を前にして


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A・A「それでは、この作品の周りを歩いてみて!」



―子供たちは作品の周りをくるくる回り始める。


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A・A「それでは、座ってじっくりみてみましょう!」



―子供たちは『またたき』の周りに腰を下ろし、作品をじっくりみる。



A・A「それでは、思ったこと、感じたことを聞いていきたいと思います。」



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―アレナスの隣の児童が発表する。



児童1「めだかがいるみたいだけど、星が生まれたようにみえる。」



A・A「あなたは、水面にも見えるし、空のようにも見えたってことかしら?おもしろいわね。貴方はどう?」



児童2「何かが落ちたんじゃないかな」



児童3「山の中にある湖に石が落ちたんじゃないかな」



A・A「山の中だと思ったのはどうして?きれいな水だと感じたから?」



児童3「そうです。」



A・A「なるほど。次の貴方はどう感じた?」



児童4「私は、水の中に石が落ちたと思いました。」



児童5「私は、一つ一つ(『またたき』の波紋)が似ているようで似ていないと思いました。」



A・A「一つ一つ見てみると確かに似ているけれどどれも違うね。貴方はどう?」



児童6「池や湖の中に石が落ちたみたい」



児童7「いろいろな大きさの石を池に落として撮ったものじゃないかな」



A・A「一つ一つの(波紋の)大きさが違うから、そう感じたの?」



児童7「そうです。」



児童8「私は、どうしてこうした写真を撮ったのか知りたい。」



A・A「その疑問は最後にとっておきましょう!忘れないように。次の貴方はどう感じた?」



児童9「おもしろいと思いました。」



児童10「いろいろな形を写したものだと思います。」



児童11「石を落として、水がどのように変わるのかを調べたと思います。」



A・A「実験的に何度も何度もやってみたのかもね。最後に貴方はどう?」



児童12「僕は遊びで水面に石を投げていたら面白くなって、沢山の石を投げたのだと感じました。」



A・A「そうかもね。では、この作品をつくった浅見俊哉さんを呼んでみましょう!浅見さん!こっちに来てください。」



―アレナスの横に招かれ、私に児童の目線が集中する(緊張が最高潮に高まる瞬間である)。



A・A「さっきの質問(児童8の質問)に答えてください。」



私:「私がこの作品をつくった理由は、水面に広がる波紋に自分自身を確認できるからです。なぜなら、私がいて、水面に石を投げなくては波紋は生じません。生じた波紋は自分自身です。」




A・A「さっきみた、木下さんの自画像を描いた作品もそうだったけれど、アーティスト達は、自分自身を作品に投影しようとします。鉛筆で描く絵、石を投げて生じた波紋を撮影した写真…そのどちらも、水面の作品に浅見さんの顔は写っていないけれど、同じ自画像の作品です。つまりこの作品は、浅見さんの自身なのかもしれません。」






A・A「今日は、沢山の意見を発表してくれてありがとう!これでトークを終わりにします。」




―一同から拍手が生じる。









私は、この「対話型鑑賞」の様子を見ていて、自分自身が行った行為(楽しみながら石を水面に投げ入れる)を、児童達も体験していると感じた。


児童12の意見にもあるように、初めは何の気なしに投げていた石なのに、石の落ちた波紋をじっくり見ているうちに、波紋の形に強い興味が湧いていた。


周りにある小さな石や、大きな石を次々に水面に投げ入れ、生じた波紋に見とれながらシャッターをきった。


児童7、児童11の意見が、そのものズバリであることに鳥肌が立った。


正解、不正解ということではなく、児童達が主体的に、作品をみることで、自分の中で、作品をつくっていたのだと感じた。



児童が帰った後、行われたアレナスのトークでは、


「木下さんのトークも、浅見さんのトークも、とても具体的なもので分かりやすい。大人はよく、作品について話すとき、抽象的な考え方や比喩を用いる。一方今日来ていた子供達の意見は、とても具体的です。この具体的な意見は、対象をよく観察しているからこそ生まれるものです。こうした具体的な考え方ができなければ美しい抽象、比喩にいたることはできない。そうした意味で、大人よりも子供達のトークの方が魅力的だった。」



「アーティストは霧のようなものだ。」



「作品は作家が制作しただけでは終わらない、もしその場で完結してしまっている作品があったとしたら、それはアートと言えるだろうか?」



「作品は見る人がいて、初めて完成するものである。」



と語った。



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さらに詳しい詳細は

梅野記念絵画館のレポートに記されています。
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by shunya-asami | 2008-04-23 22:46 | 展覧会・作品:2007 | Trackback | Comments(0)
『15秒人―NY』
2007年、NYで生まれた『15秒人』を紹介します。


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『15秒人』とは

2005年からライフワークとして続けているこのシリーズは、15秒間の長時間露光の間、ペンライトで私の体の輪郭をなぞることで、「15秒人」は生まれます。
 その行為によって生まれた「15秒人」は、その時、その場所に確かに存在していたという証明であると同時に、一個人としての存在を超え、普遍的な存在を目指すものです。
 現在も「15秒人」は様々な場所で増殖中です。



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『15 seconds Man』

Since2005

All of photographs were exposed for 15 seconds.
I had kept tracing myself for 15seconds and drawn<15 seconds man> at Various places.

<15 seconds man> proves what I was there, and also what a man was there. He would occur everywhere that I go.
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by shunya-asami | 2008-01-13 20:40 | 展覧会・作品:2007 | Trackback | Comments(0)
『またたき』・『風』—ヤマウチアートギャラリー・東京—
2007年5月に行った個展「存在の造形―浅見俊哉作品展」の様子を紹介します。


本展覧会は、『またたき』のシリーズと、『風』のシリーズで構成しました。






「存在の造形」浅見俊哉作品展

会期:2007年5月12日(土)~5月27日(日)*月曜休廊
開廊:10:00~18:00(土日は21:00まで)

イベント:
・5月12日 17時より作家同席によるオープニングパーティー
・5月27日 13時よりコピアートプリントワークショップ 









・『またたき』

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・『風』

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また、写真のフォトグラムワークショップ『影撮』を行い、作品制作の追体験を行いました。


・フォトグラムワークショップ『影撮』

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「浅見俊哉氏は、作品の中に自分の存在をいかにすべりこませるか、ということを考え続ける写真家です。
制作に際して作家は光や風、水を媒体として外界と自らをつなぎ、その様子がおさめられた写真は、同時に作家の存在証明ともなります。また、このように作品は哲学的なかおりを多分に含むものですが、その制作過程においては体力やねばりづよさが要求されることも多く、対象に対してシャッターを切るだけの写真とは一味違う、力強さのようなものを読み取ることもできます。
 今回の展覧会では、アメリア・アレナス氏(元ニューヨーク近代美術館)による企画でも注目を集めた「またたき」シリーズをはじめ、スペースにあわせて構成されたサイト・スペシフィックな作品などをご紹介する予定です。」


(元ヤマウチアートギャラリー代表/神奈川県立近代美術館 学芸員 山内舞子



作家経歴:1982年東京生まれ、2006年文教大学教育学部卒業。同年、岡山県立美術館の「Mite!おかやま展」に出品。個展、グループ展のほか、写真をテーマにしたワークショップも数多く手がける。

主催 ヤマウチアートギャラリー 
協賛 自由ヶ丘ワインスクール 






 ふり返ってみるとこの展覧会が今年最初の大一番でした。

来場してくださった沢山の方からご助言をいただき、次の展覧会にいかせた大切な展覧会だと実感しています。
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by shunya-asami | 2007-12-25 10:59 | 展覧会・作品:2007 | Trackback | Comments(0)
『視点・自転車カメラ#1越谷』―ヤマイチサイクルセンター・大袋ギャラリーひろば―
まちアートプロジェクトで展示した『視点・自転車カメラ#1越谷』の紹介です。



まちアートプロジェクトとは、北越谷・大袋の商店に店舗をモチーフとした作品を制作し展示するというもので、今年で二年目をむかえました。



2007.10.21~11.23(ヤマイチサイクルセンター展示)

2007.11.28~12.03(大袋ギャラリーひろば展示)



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ヤマイチサイクルセンター

大袋ギャラリーひろば

まちアートプロジェクトとは?
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by shunya-asami | 2007-12-18 23:54 | 展覧会・作品:2007 | Trackback | Comments(0)
『またたき』—A forest Gallery・NY—
代表作「またたき」の「A forest Gallery・NY」での展示の様子を紹介します。


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『Eternal Echo 2007』

2007.9.4-9.22


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NYで配布されているフリーペーパーに展示の記事が記載されました。


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(よみタイム 2007.9.7 vol.72)



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(週刊NY生活—NY生活プレス社 2007.8.25 no.174)











A-forest Gallery

134 West 29th Street, Suite 1010 New York,NY 10001
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by shunya-asami | 2007-12-17 10:39 | 展覧会・作品:2007 | Trackback | Comments(0)



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