カテゴリ:日記( 29 )
【KAPLーコシガヤアートポイント・ラボーについて】
【KAPLーコシガヤアートポイント・ラボーについて】

KAPLは、2006年〜2009年に「越谷を「美術館」にしよう!」の合言葉で越谷の商店に作品を展示し、その店を巡ることで街が「美術館」に見立てていく活動「まちアートプロジェクトー越谷ー」に参加したメンバーと地域の繋がりが母体となり、2008年に設立。

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その頃は学部を卒業して間もない頃で、金銭的に継続的に社会の中で表現活動をしていく困難さがあり、自分たちの活動が自由に展開できる場を求めていました。
今でこそ、地域でアートの展開は各地で展開されているが、その頃は、越後妻有や横浜トリエンナーレに新しいアートの胎動を感じ、取手、北本、渡良瀬、千葉などの地域でアートを通した様々な展開が試みられていました。

その中で、越谷で集ったメンバーとも、継続的に活動ができる場をつくりながら、埼玉県の5つの公立ミュージアムが連携して活動を始めたSMF(サイタマミューズフォーラム)にも参加しながら、実践を重ねてきました。

今、約10年のこれらの活動を振り返ると、10年前の地域でアートを展開していく感覚と現在のそれが大きく変化してきているように感じられます。
次の日曜日の展示で、KAPLが今後さらに活動を展開させていく為には何が必要になるのか、考えたいと思います。



【2017年4月企画展「カプコレ2016-KAPL COLLECTION-」】


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来る次の日曜日
2017.4.16(sun) 13:00-19:00


に開催される「KAPL Collection 2016」は、
2016年5月〜2017年4月までの約1年間のKAPLの活動をまとめて概観できる企画です。


KAPLの2016年度シーズンは7つの企画を実施しました。その企画一つ一つを振り返り、次の2017年シーズンの展望も考える機会としたいと思います。


関連企画として、意見交換会「ワクワクする場づくりについて考える」を実施して、地域で行う魅力的な活動はどのようにつくられているのか、どのような点に苦労しつつも、やりがいを感じているのか、様々なアイデアや経験から見えてきた意見を交換する会をしたいと思います。


どうぞお気軽にご参加下さい。



15:00-17:00

意見交換会「ワクワクする場づくりについて考える」



実践発表者
・出口朱輝さん(せせらぎコンサート市民企画委員会代表・アートフルゆめまつり実行委員会事務局長)
・三澤江津子さん(NPO法人子ども広場草加おやこ劇場事務局長・子どもと文化と地域のコーディネーター)
・中山亜美さん(アートマネージャー・合同会社EDGE HAUSマネージャー)

・浅見俊哉(さいたまトリエンナーレSMF学校コーディネーター・KAPL代表)


ファシリテーター
・渡邊範久(KAPL)


参加費:500円(茶菓子付き)


場所:KAPL-コシガヤアートポイントラボ
東武スカイツリーライン「北越谷」駅より徒歩5分
〒343-0026
埼玉県越谷市北越谷5-9-27


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KAPL 2016-2017テーマ

『 ドアをつくる』

  2008年の設立以来、私たちKAPL(カプル)は、アートプロジェクト、造形ワークショップ、展覧会などの企画を行ってきました。その中で、ゲストの皆 様と一緒に、アイデアが生まれてくるわくわくした気持ちや、新たなものの見方、工夫することの面白さ等々を生み出す事を、私たちの「アート」とし活動して きました。
 2016 年~2017 年は「ドアをつくる」というテーマを掲げ、活動します。

このテーマを設定した理由は、「入口の設えと出口の提案」を考えることに今日的なアートの意義があると考えたためです。作品をつくるだけでは無く、その作 品を通してどのような人に向けて入口を設え、作品を体験した人がどのようにドアを開けていくのか。そこまでをつくってみたいと考えました。これはともする と作品を見る人を限定することや、作品の解釈の押しつけではないかという批判もあがりそうです。けれどKAPL を利用する作家とKAPL のメンバーがじっくりと話し合い、入口と出口を考えることで、普段開かれることの無い場にドアを設え、新たなものの見方やその視点を共有したからこその価値観の広がりをつくりたいと考えています。

 私たちは、そのアートの面白さを実感できる企画を、2016-2017 シーズンに考え、実行していきたいと思います。
                                                                


●シンボルマークについて
KAPLのシンボルマークである「トリプルブルーサークル」は、人・場・アートを表し、それぞれが重なり合ったエリア(KAPL)からわくわくが波紋のように広がっていってほしいという願いが込められています。

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http://kapl2008.wixsite.com/kapl



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by shunya-asami | 2017-04-13 20:12 | 日記 | Trackback | Comments(0)
対治と同治について
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対治と同治という言葉がある。元々は仏教の言葉らしい。私がこの言葉を知ったのは五木寛之氏の「生きるヒント」という本からだった。

熱が出た時、氷で冷やす治し方を対治、暖かい布団で身体を温めて汗を出す治し方を同治という。傷ついている人に、くよくよするなと励ますのは対治、一緒に悲しみ心の負荷を降ろすのが同治。

この本の中には、ある医者の葛藤が記されている。外国の医学誌に発表された論文を読んで医学について自問する。論文の主な内容は、ある双子を妊娠した婦人が羊水診断の結果、1人に障害があることが分かった。婦人は、その子を子宮内で死亡させてほしいと医師に申し出る。医師達はこの願いに答え、もう1人の胎児、母親に悪影響が現れないように適切な処置をした。この論文を読み終えた後、その医者は「双胎児の一方を死に至らしめる動機や方法が否定しきれない。この医療行為は、自分が通常行っている、肺炎や小児ガンの医療と決して異質ではない。」と気づく。そしてこの医師は「やっぱり無理をしているのだろうか」と自省する。医学は無理をしている。その無理の本質とは、〈医学は否定を基本としている〉という点にはじまるらしい。目が見えないのはだめだ、四肢が不自由なのはいけない等、この否定を全ての出発点にしていると。神経性食欲不振症の子どもが入院した時、主治医も保護者も親身になって子どもが食べるようになるための同治の努力をした。しかし、その親身に対することは子どもにとって同治ではなかった。「食べないことは許さない」という一点においてこの子と対立した対治であった。親切から始まったものでも、医学は全て対治であって、つまり否定である。同治は現代の医学では成り立たない、そして現代の科学には、無理があるのだ。とこの医師は言う。

私はこの本を読んで感じた事は、医学だけでなく教育の場面でも、「学校に来なくてはいけない」という点で様々な親身な指導が、時に、子どもと対立した対治になり得るのではないか。子どもが、その価値観に苦しみ問題が生じた時、先の点から始まる教育には、その根っこの部分が、盲点になっているのではないか。親身な対治がおこなわれれば、おこなわれるほど、ますます子どもは苦しむということがあるのではないか。その親身に応えようとする時もあるかもしれないが、根っこの部分ではかなりすれ違ってしまっている。子どもの、時に引き起こされるショッキングな事件の核には、何があるのか。1度、疑いもしない価値観を疑うことで見えてくるものはないか。良かれという事が対治になってはいなかったか。 原因を現在ある価値観のなかで探そうとし、最もらしい理由をつけ終わったと考えるけれど、それは根っこの部分で解決にはなっていない事がある。そして、再び同じような事が生じてしまう。

常々考えることは、作品をつくる人間にも観る人間にもアートは対治にも同治にもなるものなのではないかということ。 作品をただ与えられ既成の価値観を押し付けられた時、それは対治的になり得るが、作品の中に自分なりの価値観を見出した時、その作品に鼓舞され、悩んだ時にふと思い出すような自分に同治的な作品となる。
また、作品をつくる人間も、制作する過程でアートの持つ両面性を体感する。作品が自らに、対治的に作用したり、同治的に作用したりして形を持っていく。 この過程を経て、表したい主題の着地点を見出してゆく。あるアーティストは自らに対治的な体験を作品をつくることで、同治的なものにしている。制作から完成までの過程から作品をみると、その両面を行ったり来たりしながら、制作したことが追体験できるようで、作品を観る人の心に響く。そんな体験を改めてある作品の前で強く感じた。

過去のノートの日付は2014年8月。
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by shunya-asami | 2017-03-26 01:14 | 日記 | Trackback | Comments(0)
雑感 2017/1/18
【制作の現場】

2007年に訪れたアメリカで感じた大きな不安は、今、さらに大きな不安となって感じられる。

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ここ数日は特に、イスラエルから来たアーティストとの日々の交流、新しいプロジェクトをつくり育てて行く仲間との対話を通して、目を背けてはならない事柄を再認識させられる機会が多々ある。

挫けそうになったり恐れが足を止める時、同じ様な不安感や危機感をもって造形に身を捧げる友人を得られた事は今後の制作に大きな勇気を与えてくれる。
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by shunya-asami | 2017-01-18 23:52 | 日記 | Trackback | Comments(0)
2017年もよろしくお願い致します!
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明けましておめでとうございます!
本年も多くの方と制作やワークショップの現場でお会い出来る事を楽しみにしております!
どうぞ本年もよろしくお願い致します。

2017.01.01

浅見俊哉
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by shunya-asami | 2017-01-01 00:43 | 日記 | Trackback | Comments(0)
2016年を振り返る
【2016年】

今年は特にアートによる場づくりの現場に多く携わり、経験を積んだ1年となりました。

2つの芸術祭へのキュレーション、コーディネート、プログラム開発を行いました。
                                                                  
・4/29-5/22に香川県綾川町で開催された「かがわ・山なみ芸術祭」ではキュレーションをし、芸術祭を通して、作家と地域の関係、芸術活動の場の継続への方策を実践する機会となりました。アートの持つ作家と地元の方との関係が構築されていく大きな力を感じるとともに、作家への理解やこうした場への継続の制度、を様々な立場の人が主体的に考えていく必要性を感じました。

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●かがわ・山なみ芸術祭
http://www.monohouse.org/yamanami/

●綾川町エリア
http://kyaf2016ayagawa.wixsite.com/dialoguewithnow
                                                                  

・続く9/24-12/11に埼玉県さいたま市で開催された「さいたまトリエンナーレ2016」では、SMF学校というアーティストの創造力を生かし、参加者と普段住んでいるさいたま市をモチーフにしたユニークなプログラムをつくりました。79日間会期の中で、主に金・土・日を中心に展開し、アートに普段関わることのない人へもアプローチができたプログラムとなりました。また大規模に開催する芸術祭へ市民から、様々な面で課題も浮上しました。アートを用いて事業を行うことは容易いことではなく、浮上した課題をさらに多くの方と多角的に対話をしていく時間こそが必要であると感じています。

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●さいたまトリエンナーレ
https://saitamatriennale.jp/

●SMF学校
http://smfartschool.wixsite.com/saitama
                                                                                                   

・個人の制作の場では、広島の被爆樹木のアートワークから、主に福島の被曝樹木へのアートワークへ繋がり、発展しました。
福島県川内村は祖母の故郷であり、今後継続して制作を行っていきたいと考えています。8月に埼玉県越谷市でリサーチの成果をまとめた個展を行い、今後の展開について考える契機になりました。

●『呼吸する影―被爆樹木と「被曝樹木」のフォトグラム―』
ーBreathing Shadow of Bombed Trees and Radiated Treesー
浅見俊哉作品展

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http://asaworks.exblog.jp/23443279/    
                                                                                                                                               


・ワークショップやアクションなどの動きのあるプログラムも意欲的に実施できた1年になりました。

制作によってキャッチしたものを素材に作品を「つくる」だけでなく「つたえる」手立てとして約30本実施しました。

以下に主なプログラムを紹介

●影をつかまえるーフォトグラムワークショップ

@八潮
http://asaworks.exblog.jp/23747829/  
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@草加 
http://asaworks.exblog.jp/23677432/
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●MAN-PRINT

@香川
http://asaworks.exblog.jp/22957643/ 
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●コラボレーションプログラム

Sunlight Flag Project
@香川
http://asaworks.exblog.jp/22960104/
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http://asaworks.exblog.jp/22975091/
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TIME TUBE
@別所沼公園
http://asaworks.exblog.jp/23544156/ 
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おむすびコロリンお腹の旅 
@北浦和公園 
http://asaworks.exblog.jp/23617719/
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私新聞をつくろう!
http://asaworks.exblog.jp/23693342/
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●サンドイッチアートマン
http://asaworks.exblog.jp/23721825/
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多くの方々に支えられ、2016年も充実した活動として結びつけることができた1年となりました。また沢山の方々との交流によりアイデアが生まれました。
この場をお借りして深く御礼申し上げます。来年度もどうぞよろしくお願いいたします。
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by shunya-asami | 2016-12-31 15:41 | 日記 | Trackback | Comments(0)
「Moholy-Nagy: Future Present - Guggenheim Museum」
László Moholy Nagy の大規模な展覧会がNYのGuggenheim Museumで開催されている。

「Future Present」という展覧会のタイトルがとても素敵。

Nagyは、今日のメディアアートに大きな影響を与えたアーティストの1人。

現在の映像をとりまく環境からNagyの作品を改めて観たとき、改めて大きな発見があるのだと感じます。

日本では2011年に「視覚の実験室 モホイ=ナジ/インモーション」と題し、神奈川県立近代美術館・葉山、京都国立近代美術館、DIC川村記念美術館へ巡回する展覧会が開催され、Nagyの射程の広い作品が今日的にも生き生きと生きている事が紹介された。

NYへは行けないので、展覧会図録を取り寄せてゆっくりと作品を堪能する事にします。

行きたかったなー。

「Moholy-Nagy: Future Present - Guggenheim Museum」

https://www.guggenheim.org/exhibition/moholy-nagy-future-present


●関連リンク
・神奈川県立近代美術館・葉山―「影をつかまえるフォトグラムワークショップ」モホイ=ナジ/インモーション展関連企画
http://asaworks.exblog.jp/14455041/
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・川村記念美術館―「影をつかまえるフォトグラムワークショップ」―モホイ=ナジ/インモーション展関連企画
http://asaworks.exblog.jp/15044736/
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by shunya-asami | 2016-08-29 12:28 | 日記 | Trackback | Comments(0)
制作の原点ー小学生の頃の個人新聞の取り組みー
【原点】

新聞をつくるのが好きでした。
小学校の頃の話です。

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通っていた小学校では、5年生の時に「個人新聞」の取り組みがあり、先生が用意してくれたテンプレートの用紙に記事を書き込んで後ろのロッカーの上に掲示するというものでした。

僕は『友達』というタイトルの新聞を発行しました。
学校での出来事、読んだ本のこと、開幕元年のJリーグの勝敗、釣りのこと、ゲームの攻略法、オリジナルキャラクターの紹介などを記事にしてつくりました。この取り組みにのめり込んで1年で120号発行しました。ある時から掲示板の画鋲では重さに耐えきれず朝投稿すると落ちている新聞の束を張り直すことが日課になりました。(因に多くのクラスメイトは10号程だったと記憶しています。)

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6年生になり、この取り組みは続けられ、僕は新たに新聞のタイトルを「穴のあいたくつした」としました。「友達」からみたら「ずいぶんぶっとんだタイトルにしたなぁ」と自分でも思いますが、5年生の時の「友達」という新聞のタイトルが他のクラスメイトと同じになってしまった事もあり、こんどは絶対に被らないタイトルをつけようと、ずいぶん悩んだ末のタイトルだったと記憶しています。

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「穴のあいたくつした」はさらにグレードアップし、10号単位で紙面の仕様が変わる仕掛けをつくり、読者のイラストやだじゃれなどの投稿スペースなども設け、その発行は、1年で200号になりました。
(仕掛けは、カラー版、A3版、両面記事版、イラストを投稿してもらうとプレゼントあり版など)

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この取り組みで面白かった事は、極個人的な「わくわくしたこと」を「新聞」というメディアに乗っけると公共空間で「わくわく」が伝わって行くという体験でした。新しい号の発行で、掲示板の後ろに糊付しにいくと、またたく間に人だかりができるのもなんだかくすぐったくも楽しい瞬間でした。図書室にある面白い本の紹介をするとそれが密かなブームになっていたり、また釣りの釣れるポイントの情報は、瞬く間に広がり、釣り場の魚がスレてしまったり(魚が学習をして釣れなくなる)もしました。

僕はこの取り組みを改めて今見返した時、「つくる」と「つたえる」の双方の組み合わせにとても興味があるのだと実感します。

ただつくるだけでなく、つたえるだけでもない、双方の関わり合いに「わくわく」を見出します。

再びここに立って今の取り組みを見た時、作品をつくるだけではなく、その作品の置かれる環境もつくることに大きな価値を見出していることは、この時の経験が大きいように感じます。

ある人に、「プロジェクト等に中心的に関わっている人の多くは子どもの頃に、1人プロジェクトを行っている場合が多い」と指摘された事があります。その言葉をもらったとき、やっぱりまっさきに思い出されたのがこの「個人新聞」の取り組みなのでした。

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●ホームページ
http://asa19821206.wix.com/shunya-asami
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by shunya-asami | 2016-06-20 01:07 | 日記 | Trackback | Comments(0)
本覺山・妙壽寺の別院でのワーク
【制作の現場から】

本日は、世田谷にある本覺山・妙壽寺の別院の建設現場に行ってきました。

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この別院に作品を4点制作し、納める予定なので現場の雰囲気、周辺の環境などを感じ、制作プランを改めて練りました。

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建築との親和性をワークを始めた時から感じていましたが、こうして具体的に建築の中に収まっていくイメージを持つと、空間に対して作品がどう生きるのか、作品が空間をどう生かすのかなどワクワクします。

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昨年の10月に、SeeSewとして提案した、〝き〟がわりを〝き〟がえる
(文化庁 平成27年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業)でのワークをさらに一歩進めることが出来る様、丁寧に制作をしたいです。


●本覺山・妙壽寺
http://myojyuji.or.jp/index.html

●SeeSew
http://seesew2014.wix.com/seesew
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by shunya-asami | 2016-06-15 23:04 | 日記 | Trackback | Comments(0)
新年のご挨拶
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明けましておめでとうございます。

今年は昨年以上に充実した年になるよう、励んで参りたいと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

2016年元旦

浅見俊哉

http://asa19821206.wix.com/shunya-asami
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by shunya-asami | 2016-01-01 00:00 | 日記 | Trackback | Comments(0)
雑感ー経済波及効果と芸術祭についてー
「経済波及効果」が芸術祭の開催で問われた件で考えてしまった。

おそらく「経済波及効果」は芸術祭の一番の目的ではないのだけれど、税金で行うからには、それを求められる側面もあるのでは?と納得してしまうのは、今の経済至上主義ともいえる環境に生きる人たちの目が$マークの短絡的なものの見方であると感じる。

なぜなら、公的な資金の使い道はその政策それぞれに目的があり、例えば教育、福祉、医療などそれぞれに「経済波及効果は?」などいわない。

もちろん経済波及効果が芸術によって生まれる事もあるけれど、芸術祭はそれを第一の目的とはしていなく、現在を生きるアーテイストの視点でつくられた芸術作品によって市民の新たなものの見方や、その土地の魅力を再発見する事、そこから自分の頭で物事を考え手を動かしつくる機会の広がりなど様々である。

そうした事への価値を経済とは同一に考えるのではなく、丁寧に説明する事が出来なくては、芸術への政策は、経済的な効果を第一とする商業や観光の政策と同じになってしまう。そうした問題は、現在、全国各地で開催されている芸術祭が抱えている問題ではないかと考えている。

そしてその問題に盲目的である芸術家や、分かっているけれど意図的に加担してしまっている芸術家を含め、こうした状況が当然となれば芸術家は活動すればする程、経済的な効果を求められ、自分で自分の首を絞めていってしまう事に繋がってしまう様に感じる。

芸術文化は短期的な投資で生まれるものではない。
長い時間をかけ多くの人の力で育てて行くもの。

しかし、今、短期的により多くの利潤を得られるものにばかりに価値を見いだし、それに投資が集中する。その流れはどんどんスピードを増し、成果が出るまでに長い時間かかる事業は成り立たない。

簡単に消費し、使い捨てられて行くものだけが溢れる世界で何に価値を見いだし、生きて行けばよいのか、そうならない世界を創造するにはどうしたらよいのか、大きな課題が突き付けられているように感じる。
                                                                             

●さいたま市議会、トリエンナーレの経済波及効果説明求める

さいたま市議会の12月定例会は最終日の18日、来年9~12月に同市で開かれる国際芸術祭「さいたまトリエンナーレ」について、経済波及効果などを市民に説明することを求める議員提出議案を可決、また同イベントの債務負担行為として7450万円を盛り込んだ一般会計補正予算案など計67議案を可決し閉会した。
(サイト内より抜粋)

http://www.sankei.com/smp/region/news/151219/rgn1512190050-s.html
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by shunya-asami | 2015-12-20 01:12 | 日記 | Trackback | Comments(0)



浅見俊哉作品集    ©2016 by Shunya.Asami 全てのテキスト・画像の無断転載は固くお断りいたします。
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