「つくる」と「つたえる」のバランスについて

【雑感】


「つくる」と「つたえる」のバランスについて


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 あるアーティストとの対話の中で、表現がどうして伝わりにくいのか、についてゆっくり話した。

伝わりにくさについて先ず認識すること。

既成の概念に寄りか かるところがなく自立している表現は、一見謎にみえる。

他者になって自らの表現に質問するような見方の中から、表現の伝わりにくさが感じとれる。


 自分の表現の伝わりにくさがわかると、作品をみせる方法について工夫をする。

それは宇宙人の言葉が並んでいた作品のキャプションを推敲したり、制作の過程の記録が、実は効果的に作品とみる人の橋渡しに繋がる事に気づくことでもある。

つまり作品をみてもらう環境の制作も表現には大切であると知る。


 つくるとつたえるのバランス。 盲目的につくるだけに重きを置かない。頭でわかることは簡単だけど実行は難しい。

けれどその両方が表現において大切だと意識することで、つくるがつたえるになり得る面白い経験もある。そして肩肘張って感じていた両者の関係が溶け合い無理なく実感できる場面に出会う。


 自ら感じるリアリティをもとに形を持った作品が他者に伝わる事こそ奇跡に近い。そこからはじめる。

けれど、共通に感じる事の出来るものがあることも事実。 だから大昔の作品に私たちは感動したり憤慨したりすることが出来る。表現者が感じる他の何物にも変えられない「喜び」はここにあるのではないか。






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# by shunya-asami | 2017-07-05 09:16 | 日記 | Trackback | Comments(0)
【講座のご案内】まちラボ特別編 「まちでつくるプロジェクト」②
【講座のお知らせ】

ウエスタ川越での連続3回の講座の2回目が7/16日に開催されます!

まちラボ特別編 「まちでつくるプロジェクト」②

昨今、まちを舞台に様々なプロジェクトが開催されています。
地域の抱えている課題や発信したい魅力を自分なりの視点で企画・実施するためのアイデアを、各回ゲスト講師をお招きしディスカッションを通して学びます。これから「まち」でのプロジェクトを考えている方、これまでプロジェクトを実施してきた方のご参加をお待ちしております。


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7/16(日)14:00-17:00

講座テーマ:「まち」でつくる!
「まち」で実際にプロジェクトをつくる手順や方法を考え、展開するための準備を考えていきます。

講   師:浅見俊哉

ゲスト講師:中山亜美 (アートマネージャー、合同会社EDGE HAUSマネージャー)

地域のクリエイターや起業家が集まる、コワーキング&シェアオフィス「Noblesse Obilige(NOB)」を運営。


東京芸術大学大学院芸術環境創造分野修了。専門はアートプロジェクト、アートマネジメント、まちづくり。UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)ディレクター。平成28・29年度埼玉県芸術文化拠点創造事業推進委員。




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どうぞよろしくお願いいたします!





イベントの詳細はこちら

http://www.westa-kawagoe.jp/course/detail.html?id=171





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# by shunya-asami | 2017-07-04 13:12 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)
【作品展示のお知らせ】「第21回原爆と人間展」@大宮図書館

【作品展示のお知らせ】

「第21回 原爆と人間展」で作品を展示します。


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《被爆樹木シダレヤナギ 8:15 8/6 2014》




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《被爆樹木シダレヤナギ 9:28 4/17 2015》

8/1-8/6まで大宮図書館で開催される展覧会では、2015年にニューヨークの国連で国際原爆展の開催時に展示されたパネルを埼玉県で初公開。

その企画に、私の『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』も展示することが決まりました!


8/1(火)11:15- 視聴覚ホールにてトークイベント+ミュージシャン青木裕志さんによる作品をモチーフした楽曲を披露します。

皆さまお誘い合わせの上、ご来場いただければ幸いです。


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2017.8/1(火)11:15-

講演:被爆樹木を撮り続けて
『呼吸する影』ー被爆樹木のフォトグラムー
写真作家 浅見 俊哉さん

作品制作にかける思いをお話しいただきます。

*被爆樹木とは1945 年8 月6 日被爆してなお今も芽吹き生き続けている樹木です。


●ミュージシャンの青木裕志さん
が作品からインスピレーションを得て書いた曲を披露します。

場所:大宮図書館 展示ホール、視聴覚ホール
〒330-0803 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2丁目1−1
(大宮駅東口から徒歩15 分、氷川参道沿い)

主催・問い合わせ:「原爆と人間展」実行委員会 
Tel:090-1254-3502(星)・090-1701-5079(齊藤)
後援:さいたま市、さいたま市教育委員会

                                                                                    

●作品紹介


『呼吸する影ー被爆樹木のフォトグラムー』


 ヒロシマにある「被爆樹木」の影をフォトグラムの手法を用いて直接感光紙で影を撮影したシリーズです。

「被爆樹木」とは、爆心地から約2km圏内で被爆した木を指します。フォトグラムで被爆樹木を撮影しようと思ったのは、今生きている被爆樹木の「時間」をダイレクトに写し撮りたいと考えたから。

被爆樹木の影を、直接感光紙に焼き付けることで1945年8月6日から現在までの生きてきた「時間」を掬いとれるのではないかと考えました。原爆に耐え、現在も力強く生きる姿を感じながら2012年から毎年広島に行き制作。

2016年から福島の「被曝樹木」の影を撮影するワークもスタート。


 さらに、被爆70年の2015年から、作品を国内のみならず世界に巡回していく「呼吸する影ツアー」を開始!


NHKの「被爆70年伝える つなげる 未来へ」でも取材をいただき反響が広がっています。

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これかも、作品を通して多くの方と、被爆樹木を通して「今」を考える機会をつくりたいと活動していきます。

http://asa19821206.wixsite.com/shunya-asami/works2


 作品展示のご依頼は随時受け付けております。どうぞお気軽にご連絡ください。

http://asa19821206.wixsite.com/shunya-asami/contact

                                                                                    


「Breathing Shadow of the Bombed Trees」 I used the photogram's technique to take pictures of bombed trees in Hiroshima.

I want to take not only a figure of bombed trees but also "Time" of them. It is the reason why I use the technique "Photogram" to take pictures of bombed trees. To use the sensitized paper and take their shadow, I thought I was able to catch the days from August 6 1945 to 2012 when we live now.

The Bombed Trees were burned by the blast of the little boy, and about 2km distance from the centre of the explosion on August 6th,1945 during the Second World War. However, the bombed trees have been growing up strongly till today, this outcome made me so impressed and gave a great inspiration for my execution.

 From July 2016 I also started work to shoot the shadows of Fukushima's "Radiated trees". 


                                                                                
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# by shunya-asami | 2017-06-28 11:49 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)
和紙のふるさと小川町で紙漉体験!
【制作の現場】

和紙のふるさと、小川町に行き、和紙づくり!


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小川町は、ユネスコ無形文化遺産、和紙、日本の手漉き和紙技術に登録され、細川紙で有名な場所。


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来月、ワークショップを担当する大学の学生さんと実際に和紙づくりをしました。




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一枚の紙をつくるところからの制作。これからの発展が楽しみ。






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# by shunya-asami | 2017-06-25 14:20 | 日記 | Trackback | Comments(0)
【ワークショップ参加者募集!】影をつかまえるーフォトグラムワークショップー

【ワークショップ参加者募集!】


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現在開催している個展の関連イベントとして、カメラを使わずに写真を撮るフォトグラムのワークショップを土曜日に開催します。


今や貴重な感光紙、ジアゾ感光紙を用いて、思い出の品や日用品をモチーフに影の写真を撮影しませんか?


大人から子供まで誰でも参加することができます!


あなたの思い出の品、普段使っている日用品を持参してお気軽にご参加下さい。


●材料費
参加者一人 1000円
●対象年齢
小学生から(9歳未満は保護者同伴)


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「à la folie」
Shunya.Asami Solo Exhibition
浅見俊哉 作品展

2017.6/4 (日)-6/25(日)12:00-18:00
(6/11、6/18を除く会期中の水・土・日オープン)

                                                            
 埼玉県上尾市にあるP-1Laboでは、アーティスト浅見俊哉の新作を含む、代表作「またたき」(2004年)、「呼吸する影−被爆樹木のフォトグラム−」(2012〜)など約10点を展示した「à la folie」展を開催します。

・フォトグラムワークショップ
6/24 (日)15:00-17:00
カメラを使わない写真制作をします。定員10名先着 
参加費:1000円
                                                            
●会場:

〒362-0072
埼玉県上尾市中妻2-8-13
JR高崎線北上尾駅西口徒歩7分





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# by shunya-asami | 2017-06-21 13:19 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)



浅見俊哉作品集    ©2016 by Shunya.Asami 全てのテキスト・画像の無断転載は固くお断りいたします。
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