「身体」を手放す気持ちよさと「身体」の孤独ーAdatarA Dance Live 2017.8/12
「身体」を手放す気持ちよさと「身体」の孤独

去る2017.8/12。
東京のギャラリー「EARTH+GALLERY」(http\://earth-plus.net/)にてAdatarA Dance Liveが開催された。

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ギャラリー空間は、開催中の石川慎平 個展「active」 が開催中。その中で、4人のダンサーが疾走し、共鳴する1時間。

フランスを拠点に活動するイスマエラの呼びかけで集った、黒田なつ子、JULES LEDUC
チリチリバンバン。

同じ身体表現でも出自の異なるジャンルのダンサーが集いそれぞれの持ち味を殺すことなく尊重する優しさがそこにあった。

その時間に身を置き、感じたことは【「身体」を手放す気持ちよさと「身体」の孤独】。

少し感じたことを以下に記す。

規制や管理が生活のほぼ全てを覆い尽くして萎縮してしまっている今日。それは概念だけでなく、身体に対しても同じように働いているように私には感じられる。


その中で、観客の側から表情も豊かに動いた後、ホワイトキューブの中を全力で駆け抜け、風を発生させるイスマエラのムーブメント。
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ダンサー2人ずつの組み合わせでジャンルを超えて共鳴する身体表現の構成。

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4人と1つの彫刻作品がつくるどこかの洞窟の中で行われる宗教的な祭事の場面。


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狭い空間の中、ともすると大きな事故が起こるのではないかとも思わせるほどの身の投げだし方をみていると、身体をどうにか手放し、その先にある身体で遊んでみたいという感覚を覚える。小さい頃、長い坂を危険を顧みず駆け下りていくような。

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2人ずつのダンサーが見せるムーブメントには、身体を持っていることの喜びと、その身体が他者との圧倒的な距離をつくるものでもあるという「孤独」をも感じさせる時間だった。自分とは絶対的な違いを持つ身体をどうにか共鳴させようと、あるいはその違いを尊重し、多いに楽しもうとする態度。


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最後の宗教的な場面は、現在の様々な状況の中で、「身体」を持ち生きていくことの自由さと不自由さ、別々のものがそれぞれに生きながら共鳴できる可能性を信じれるような時間だった。JULESの塩ビパイプを用いた重低音が響くなか、ダンサーたちは各々の表現を広げながらフィナーレを迎えた。


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彼らの今後のパフォーマンスもとても楽しみ。

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Dancer
イスマエラ
黒田なつ子
JULES LEDUC
チリチリバンバン

Vj
inoue kazuhiro

Sound control
daiki obata


●イベントフェイスブックページ

https://www.facebook.com/events/107586009932463/?acontext=%7B%22ref%22%3A%2222%22%2C%22feed_story_type%22%3A%2222%22%2C%22action_history%22%3A%22null%22%7D&pnref=story

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# by shunya-asami | 2017-08-15 21:10 | アートレポート | Trackback | Comments(0)
「中之条ビエンナーレ2017」でフォトグラムワークショップをします。

中之条ビエンナーレでフォトグラムワークショップをします。



群馬県中之条町で今秋開催される中之条ビエンナーレ。2007年に始まり、2017年で第6回目となる芸術祭です。

温泉街や木造校舎など町内各所で総勢130組を超えるアーティストによるアート展示、演劇、身体表現などのパフォーマンス、ワークショップ、マルシェなどを開催します。
この芸術祭の公式ワークショップとして2日間開催します。


影をつかまえる-フォトグラムワークショップ-

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カメラを使わずに

太陽光と感光紙(ジアゾ感光紙)を用いて写真を撮るワークショップ。

光による感光面の「日焼け」が写真であるという写真の原理がシンプルに体験出来ます。

自分の大切にしている思い出の品や会場の周りにあるものをモチーフに画面を構成します。

光による影の生まれ方や感光紙に映像が焼き付く時間を意識しながらゆっくりと作品制作をしませんか?


日程:9/16(土)9/17(日)

時間:10:00~12:00、14:00~16:00(1日2回)

会場:伊参スタジオ ラウンジ

参加費:1000円

年齢制限無し(9歳以下は保護者同伴)
申込不要。各回先着25名。

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http://nakanojo-biennale.com/event/catch-a-shadow/2017-09-16



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# by shunya-asami | 2017-08-14 10:06 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)
本日開催!《新木場木まつり2017夏-その2》で話します!
【建築と芸術について、パネリストとして話します!】

今年5月に落慶法要を迎えた「妙壽寺 猿江別院」に『呼吸する影ー松林図 妙壽寺ー』4点のシリーズを納めさせていただきました。

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この夏7/27・8/10に「新木場木まつり」というイベントでこの「妙壽寺 猿江別院」で素敵なイベントがあり、建築、作品が一般公開されます。

作品制作の様子はコチラ!



私は、2日間にわたり、「科学と技術と芸術」という題目でパネリストを務め、作品制作について話しをします。

どうぞ皆さまご参加下さい!
                 

                                                       

■その2:8月10日(木)13:30ー17:00
(開場 11:30 開演まで2階展示などをお楽しみ下さい)

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《新木場木まつり2017夏-その2》

朗読者公演 谷崎潤一郎の「刺青」

パネルディスカッション 建築とアート


会場の妙壽寺猿江別院本堂の照明を演出し壁面を布地で飾るデザインをされた北川原梓さんは、俳優の奈佐健臣さんと「快飛行家スミス」のユニットを組み、埼玉県川口市を中心に朗読劇を公演しています。今回は、この本堂を舞台に、谷崎潤一郎「刺青」を朗読する奈佐さんの声が三層吹き抜けの空間に響きます。

第二部のパネルディスカッションは、7月27日の続きです。

天窓に光の軌跡を描いて表現した佐藤仁美さん、写真の現像技術を応用し妙壽寺北烏山本院の松の木の影を猿江別院のインテリアにうつした浅見俊哉さん、そして朗読者の公演を終えたばかりの奈佐さんと北川原さんにも参加していただくトークセッションが始まります。

アートと建築のせめぎ合い、あるいはめぐり逢いなど「建築とアート」がテーマです。したがってこの堂舎の建築としての特徴なども、若干紹介したいと思います。



8月10日(木曜日)

午後1時30分~午後5時00分


(開場 11時30分 開演まで2階展示などをお楽しみ下さい)

[会場]妙壽寺猿江別院 本堂(東京都江東区猿江2-5-14)

定 員 40人(予約申込制)

プログラム
■ 妙壽寺住職挨拶 (午後1時30分~1時50分) 三吉廣明 上人(妙壽寺 住職)
山﨑 尚 (新木場倶楽部代表)

■ 朗読者公演 (午後1時50分~2時50分)
「刺青」        
原作 谷崎潤一郎 朗読 奈佐健臣 演出 北川原梓

‒ 休憩 ‒ (午後2時50分~3時10分)

■ パネルディスカッション (午後3時10分~5時00分)
「建築とアート」

パネリスト:浅見俊哉/北川原梓/佐藤仁美/奈佐健臣/司会:三浦清史

主催 新木場倶楽部/共催 (公社)日本建築家協会関東甲信越支部埼玉地域会(JIA埼玉)

企画 Kawaguchi Art Factory、JIA埼玉、新木場倶楽部/後援 妙壽寺

今回の木まつりは会場の都合上、予約申込制となります。

参加される日にち、連絡先(ご住所及びお電話番号、またはメールアドレス)を
ご明記の上、下記のメールまたはFAX番号までお申し込み下さい。


JIA埼玉事務局(こうだ建築設計事務所内)
fax 048-885-7859
Mail address aru3@f2.dion.ne.jp
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■会 場:妙壽寺猿江別院 本堂(東京都江東区猿江2-5-14)

■定 員:40人(予約申込制)

※会場の都合上、予約申込制となります。参加される日にち、連絡先(ご住所及びお電話番号、またはメールアドレス)をご明記の上、
下記のメールまたはFAX番号までお申し込み下さい。

JIA埼玉事務局(こうだ建築設計事務所内)
Fax: 048-885-7859
Mail address: aru3@f2.dion.ne.jp

主催 新木場倶楽部/共催 (公社)日本建築家協会関東甲信越支部埼玉地域会



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# by shunya-asami | 2017-08-10 00:02 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)
『被爆樹木の下で』無事に終了いたしました。

【御礼】


この度、『被爆樹木の下で』に炎天下の中ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

今回の企画は、被爆樹木のフォトグラムを撮影して6年になり、作品展示だけでなく作品制作のプロセス、ミュージシャン青木さんのライブを通して、造形表現以外の方法でも、たくさんの方に被爆樹木を知ってもらえたらと企画しました。


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8:15から19:06まで約半日、被爆樹木シダレヤナギの下にいました。

被爆樹木を通して、懐かしい方、初めましての方にたくさんお会い出来た事、心から御礼申し上げます。

本当に、この木のつくる場の心地よさ、そして集まる方々の素敵な感性に触れることができ、制作をしていてよかったと実感しました。


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被爆樹木シダレヤナギは、今年、幹の低いところから若い枝葉が何本も伸びていました。上の方の葉とは違い、

まだ若々しく柔らかい葉を風にそよがせ佇む姿に改めて感謝と美しさを感じました。


最後になりましたが、今回の企画で多大なる支援を頂いた、尊敬するアーティスト祐源紘史さんを始め広島の暖かい皆様に深く御礼申し上げます。

引き続きどうぞよろしくお願いします。


東京行きの夜行バスの中で。


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企画詳細






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# by shunya-asami | 2017-08-08 22:25 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)
「原爆と人間展」での講演へ、ご来場ありがとうございました!

【御礼】


本日は足元の悪い中、「原爆と人間展」企画、「被爆樹木について語る」にご来場いただきました皆様、ありがとうございました。


今年で6年目となる制作について、これまでの制作を振り返りながら、今に繋がっていく話をしました。

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被爆樹木を通して多くの人と出会い、自分の制作や作品への理解も深まってきました。


またこれまでの展覧会などで作品を見てくれた方の感想や意見も紹介をしました。

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広島ではもちろん、広島ではない土地でもこうした機会を持つこともとても大切だと改めて感じました。



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私の話の後には、ミュージシャン、青木裕志さんの、被爆樹木の作品をみて生まれた曲『ゆれる』を含む三曲を聴いていただきました。
                                                          
●これまでの作品展について
http://asa19821206.wixsite.com/shunya-asami/blank


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2015.7

ギャラリーG

http://asaworks.exblog.jp/22052217/

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2015.4

旧日本銀行広島支店

http://asaworks.exblog.jp/21769948/




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NHK広島放送局
「被爆70年 被爆樹木を撮る」

                                           
その後、拠点の北上尾のP-1ラボで語りつくせなかった話を混ぜながらのアフタートークを開催。


今回の講演と作品展で多くの人に被爆樹木の存在を知ってもらえたら嬉しいです。


展覧会は8/6まで開催しているのでどうぞよろしくお願いいたします。




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最後になりましたが、今回の企画にお声がけいただきました実行委員会の齊藤様、代表の星様に深く御礼申し上げます。



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●「人間と原爆」展について
http://asaworks.exblog.jp/24649898/





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# by shunya-asami | 2017-08-02 00:44 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)



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