【ワークショップレポート】日光写真のワークショップ @あらかわエコセンター

【ワークショップレポート】


春分の日の今日。


荒川区にある環境活動の場として人気の「あらかわエコセンター」での日光写真のワークショップを行いました。


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今日は、冬が戻ってきたかのような気候で雨の1日。


太陽が弱く制作には向かないと心配になりましたが、昼と夜の長さが等しくなる今日。紫外線指数は4と雨の日にしては高く、野外での撮影も可能でした。


参加者は親子での参加、写真に精通している方の参加が多く、意欲的に作品を制作していたことがとても印象的でした。

おなじみのジアゾタイプでのフォトグラムの制作に加え、薬液をつくり自分で感光紙をつくるサイアノタイプにもチャレンジ。
両方の写真のプロセスを体験することで写真制作の表現方法楽しさを実感できたようです。


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桜の枝葉と春の植物を写したり、自分の持って来たものと自分の手、家族で一緒に手を写したり、雨を写したり、来ていた服の模様を写したり

そしてそれが影になる時、思いがけない形の美しさや光の角度や強さ、今という時間の実感に気づきます。


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アンケートからは、

・撮影時間を待っている間に、今日の思い出を写真に収めることができた。
・普通の写真ではない思い出の残し方があると思った。
・写真の原理や自然素材についてまなぐことができた。
・時間の経過が視覚で体験できた。
・「瞬間ではなく時間を写し取る」ということが興味深かった。
・日光写真のその作品はリラックス効果がありそうです。

といった感想をいただきました。


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露光時間に作品や写真について参加者の方とゆっくり話すことができるのもこの写真制作の楽しみの一つです。


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雨で寒かった春分の日。



じーっと写真ができるのを待っていたなぁといつか思い出す機会が来たら幸いです。


最後になりましたが、今回の企画に参加していただいた皆様、あらかわエコセンターの職員の方々に深く御礼申し上げます。


ありがとうございました!
                                                                                            
■関連リンク

・これまでのワークショップの様子
http://asa19821206.wixsite.com/shunya-asami/photogram1

・カメラを使わず写真を撮ろう!
日光写真のススメ−サイアノタイプの技法と表現−
https://www.dlmarket.jp/products/detail/597236

                
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# by shunya-asami | 2018-03-21 23:46 | フォトグラムWS実践編 | Trackback | Comments(0)
【作品発表のお知らせ】いのちのあやとり-String Figure of Life-

【作品発表のお知らせ】


本日は東日本大震災から7年目の日。
東日本大震災を契機に制作が始まった

『呼吸する影』
http://asa19821206.wixsite.com/shunya-asami/works2

その作品は自分自身に思いがけない経験をもたらし、成長をさせてくれます。


今回の企画は、ギタリストの高谷秀司さんとシンガーソングライター小川紗綾佳さんと作品を通して言葉の必要のない感覚の共有をした出会いから生まれました。
その後、衣装デザイナーの時広さんと作品を通して交流し今回の企画が構成されました。

未発表の初期の作品から最新作で構成したインスタレーションを発表したいと思っています。

皆さま、どうぞご来場ください。
                                                                                           

いのちのあやとり

String Figure of Life


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■企画概要:

 EARTH+GALLERYでは、様々な表現方法を持つアーティストを招聘し、ギャラリー空間を生かした企画を展開しています。
 今回の企画「いのちのあやとり」は、写真作家:浅見俊哉の代表作品「ヒロシマにある被爆樹木の時間」を焼き付けた『呼吸する影-被爆樹木のフォトグラム-』を見た、日本を代表するブルースギタリスト:高谷秀司との出会いによって生まれました。
さらに、国内外で高い評価を得る、舞台衣装デザイナー:時広真吾も加わり今という時間の重なりと瞬間瞬間で生まれ変化する、かたちや音を追求する作品を発表します。
 才能溢れるアーティストたちの重層的な表現の重なりによってどのような感覚が生まれるのか、ぜひご来場いただければ幸いです。
 会期中は「農業と芸術は、自然と人が共存していることを表現し人々に伝え届けること」を目指す取り組み「ARTISTs&FARMERs MARKET」も開催します。ぜひお立ち寄りください。


■日時:
2018 4/5(木)-8(日)
11:00-19:00
(関連プログラム以外は入場無料。作品展示をお楽しみいただけます)


■関連プログラム:

□特別企画「高谷秀司×時広真吾/青蓮」
4/6(金)OPEN19:00 START 20:00
前売券 3000円、当日券4000円
「別途、+1drinkorder(¥500)がかかります」
終演後作家によるアーティストトークを行います。


□神雅氣 -shinki-(高谷秀司・小川紗綾佳) LIve  
4/7(土)OPEN19:00 START 20:00  
前売券 4000円、当日券5000円
「別途、+1drinkorder(¥500)がかかります」
終演後作家によるアーティストトークを行います。

4/6・4/7の企画への前売り券ご希望の方はsatake@coexist-tokyo.comへ
氏名・連絡先記載の上申込下さい。
※参加アーティストへの直接予約でも承っております。


□影をつかまえるフォトグラムワークショップ
会期中全日15:00-17:00
記憶の品、捨てられない品を持参して下さい。
1回1000円(出入り自由)


■参加アーティスト:


□高谷秀司 Hideshi Takatani
 ギタリスト・作曲家。
 1985年に渡米後、ラリー・カールトン、デューク・ジョーダンらと共演。 人間国宝山本邦山を迎えた「大吟醸」や、デビッド・マシューズとのアルバム「G2 NewYork Recordings」など幅広く活動する。斬新な手法と繊細かつ大胆な音楽表現は、ヨーロッパ・アメリカを始め世界中の観客を魅了し続けている。次世代の教育にも力を注ぎ続ける。アートアカデミーを設立し、学生だけでなく企業に向けて感性教育を展開する。


□浅見俊哉 Shunya.Asami
 写真作家・ワークショップデザイナー・キュレーター。
主にカメラを使わずに写真を撮るフォトグラムの手法で作品制作を行い国内外で発表する。
 代表作は、東日本大震災を契機に広島に訪れ、広島の被爆樹木の時間を撮り続ける『呼吸する影-被爆樹木のフォトグラム-』がある。
写真作品制作の他に、美術教育の視点や方法論を応用した造形ワークショップ、アートプロジェクトなどのフィールドワークも活発に展開する。


□時広真吾 Shingo Tokihiro
 衣装デザイナー・演出家。
 「文学的な叙情」と評される東洋と西洋が調和した独創的なのスタイルで、国内外の様々な分野の舞台で活躍する。衣装展・ワークショップも各地で開催。
85 年にオフィスリリック設立。91 年にモーツァルトのオペラ「魔笛」より、舞台衣装デザイン 開始。2010年より、市民芸術運動の復興を目指す「美の種」プロジェクトを展開し、社会と芸術を繋ぐ運動を続けている。海外ではオールラウンド・アーティストとして評価される。


□小川紗綾佳 Sayaka Ogawa
 シンガーソングライター、作曲家。
武蔵野音楽大学卒業。作曲家・筒美京平が『10年に一人の歌声』と評し楽曲を提供するなど、魂が浄化されるような透き通ったボーカルと、心に溶け込むようなピアノが好評を得ている。 CMソング、ラジオテーマソング、イメージソング、歌手への楽曲提供を多数手がける。フランス・イギリス・アメリカ・台湾・ベトナムにて公演を行い各地メディアに取り上げられ好評を得ている。教育現場・医療現場では音楽を通して『自分らしく生きる喜び』を伝える活動も広げている。


□青蓮 Seiren
 装艶 パフォーマー。
 衣装デザイナー時広真吾の専属パフォーマーとして
国内はもとより、中華人民共和国、マレーシアなど海外の舞台にも招かれ、ファンも多い。
演技でもダンスでもない衣装に語らせる独自の表現形式「装艶」の創始者。その圧倒的な存在感は登場した途端、場の空気を帰ると評価されている。


□神雅氣 -shinki-
 日本を代表するブルースギタリスト高谷秀司と、
沈黙の次に美しい歌声をもつシンガーソングライター小川紗綾佳による魂の音楽ユニット。
日本人離れした2人のグルーヴと、繊細でダイナミックな音色は、『宇宙を彷彿とさせる』と定評がある。
 日本でのコンサートの他に、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど海外でも多数、公演を行い、老若男女問わず虜にするパフォーマンスで人々を魅了し、各地メディアに取り上げられる。 日本の“雅”、“人類の真心”を伝え、その繊細かつ大胆な表現で世界中のオーディエンスの納得を得ている。


■同時開催:

ARTISTs&FARMERs MARKET

人が作物をつくるのではなく、土と自然環境が作物を育てる。私たちEARTH PLUSは、「農業と芸術は、自然と人が共存していることを表現し、人々に伝え届けること。」と考え、芸術だけでなく、環境保全型農業を応援しています。
 農薬や化学肥料、防腐剤などを極力使用せず、土のもつ働きを大切にして栽培している自然栽培の野菜や市場ではあまり流通していない生産者だけがその美味しさを知っている皮ごと食べれる果物などをイベント期間中販売いたします。
 そして、作家の個性光る笠間焼のオーナーコレクションの器やマグカップ、日常で使い易い波佐見焼などの陶器を同時にご紹介、特別価格で販売!ぜひお立ち寄りください。


■会場:


EARTH + GALLERY


〒135-0042
東京都江東区木場3-18-17

東西線 木場駅3番出口徒歩6分
東西線 大江戸線 門前仲町駅1番出口徒歩10分

Mail address:satake@coexist-tokyo.com
Web site :http://earth-plus.net/


                   
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# by shunya-asami | 2018-03-11 19:42 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)
あらかわエコセミナー「日光写真のワークショップ」参加者募集!

【日光写真のワークショップのお知らせ】


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来る春分の日(2018.3/21水・祝)に東京都荒川区にある「あらかわエコセンター」で日光写真のワークショップをします!

自然科学施設でのワークショップの実施に今からとてもワクワクしています。

美術だけでなく理科の教員免許状も持っているので理科の観点での写真の話もしてみたいなぁと思っています。
                                                         
以下詳細


あらかわエコセミナー「日光写真のワークショップ」


春分の日にちなみ、自然素材や大切な思い出の品を日光写真で記録して作品を作ります。カメラを使わずに太陽光と感光紙を使用し、写真の原理も体験できます。


日時:3月21日(水曜・祝)午後1時30分から3時30分まで


会場:あらかわエコセンター(荒川1-53-20)2階 実習室


講師:

写真作家 浅見 俊哉氏
葛飾区生まれ。写真作品の他、美術教育の視点や方法論を応用した造形ワークショップ、アートプロジェクトなどを活発に展開。感光紙を用いた写真ワークショップをはじめ写真の原理に着目した体感する鑑賞ワークショップなど、独自のプログラムで各地の美術館や芸術祭で活躍中。


参加費:無料


対象:区内在住・在学・在勤の小学生以上の方


定員:30名(申込み順)


持ち物:

記録したい小物や思い出の品などがあればお持ちください(作品の大きさはハガキサイズとなります)


申込み方法:

電子申請(ホームページ)または、申込み用紙持参にて、氏名・住所・電話番号をお知らせください。
                                                         
http://www.city.arakawa.tokyo.jp/…/27arakawa_ecoseminar.html


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# by shunya-asami | 2018-03-06 22:25 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)
電子書籍写真雑誌「感覚-SenSe-」Issue:2「ヒロシマの触れ方」発売!
【電子書籍型 写真雑誌 第2弾 発売しました】


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昨年11月に販売をスタートした電子書籍写真雑誌「感覚-SenSe-」。

第2集が発売になりました。

Issue2は「ヒロシマの触れ方」がテーマです。
昨年、広島で出会った写真家:浅野堅一さんの作品と私の作品を紹介しています。

通勤電車の中、ランチタイムのふとした時間に、掌の中で写真を観る。


「感覚-SenSe-」を通して、写真の新たな表現方法や楽しみ方や流通の仕方などを考えるプラットフォームにしたいと考えています。
                                                           
「感覚-SenSe- Issue:2」
ファイル形式 pdf
ページ数 16ページ
ファイルサイズ 356.42MB

                                                           

ダウンロードは以下の2サイトから!

・DLマーケット
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php…

・アマゾン
https://www.amazon.co.jp/dp/B079N67GLG

(DLマーケットはDVDに焼き付けて送付されるサービスもあります!お勧めです!)

            

                                               

Contents of the book:

KANKAKU - SenSe - is an e - book photo album published once a month.
We will issue and publish various themes every month.

Issue 2 is the theme "How to touch Hiroshima".
Shunya Asami and works by Kenichi Asano are introduced.

Through "KANKAKU-SenSe-", I would like to make it a platform to think about new expression methods of photo, how to enjoy and how to distribute.
                                                           

「感覚-SenSe- Issue:1」も合わせてよろしくお願い致します!!

https://www.dlmarket.jp/products/detail.php…




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# by shunya-asami | 2018-02-08 10:04 | 「感覚-SenSe-」電子書籍型写真雑誌 | Trackback | Comments(0)
カメラを使わない写真「フォトグラム」のススメ

【フォトグラムについて】


 障子に映る影は、朝、昼、夕方の時刻ごとに、様々な印象を与えてくれます。

また季節によってその植物の影も変化します。

私は、子供の頃から傍らにあったこの障子のスクリーンを通して「時間」の流れを感じていました。

その影をつかまえようと鉛筆で、影の輪郭線をトレースして紙に写した事もありました。ぼーっと影をみながら、流れていく「時間」をどうにか留めたいと思っていた子ども時代。


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 大学に入り、写真を勉強する中で、ジアゾ感光紙という建築図面トレース用の感光紙に出会い、それを野外に持ち出して撮影を試みました。

植物の影の下に感光紙を置き、待つこと数秒…時間がすうっと感光紙に吸い込まれていくような不思議な感覚になりました。

現像してみると、美しい植物の影が現れました。私は、この方法によって、障子にうつる「時間」をつかまえることができるようになったような気がしました。

その時の喜びは今でも鮮明に思い出すことができます。


 現在スマートフォンやデジタルカメラを誰もがもち、手軽に写真を写し、共有する時代になっています。

この様な時代であるからこそ、映像の原理が気軽に体験できるフォトグラムの制作をおすすめしたいと私は考えています。

フォトグラムの制作では、光の効果を考え、光を操作し、露光中じっと待ち、現像することで一枚の写真が出来上がります。

普段見過ごしていた日常の何気ないものの形や現象に注意深くなったり、制作時の様々な工程において、自らの工夫が生まれてくる実感を得る事が出来ることも、 フォトグラム制作の魅力の一つだと思います。


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呼吸する影ー松風図 妙壽寺ー
Breathing Shadow of Japanese red pine
2017年 妙壽寺猿江別院に作品5点納品
妙壽寺本院(烏山)の松の影を別院(猿江)に写すプロジェクト
I delivered 5 Works to the Myoujyuji temple.
Project to catch the shadow of the Japanese Red pine tree of Myoujyuji Temple (at Karasuyama) to Branch Myoujyuji temple (Saruie).
website:http://myojyuji.or.jp/




・次回のワークショップは2/9(金)に東京木場のギャラリー「Earth+Gallery」にて開催します!

詳細は↘︎
https://www.facebook.com/events/337983043275416/


・フォトグラムワークショップのご依頼も随時受け付けております。
お気軽にお問い合わせ下さい。




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# by shunya-asami | 2018-02-07 00:27 | フォトグラムWS概要編 | Trackback | Comments(0)



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