「さいたま国際芸術祭2020」第一回有識者会議 備忘録
【さいたま国際芸術祭2020】


昨日、大宮にて、2020年にさいたまで開催される芸術祭のための「さいたまアートフォーラム(有識者会議)」が公開された。

その中でとても面白かった意見を備忘録として残しておきたい。
                                                                         
芝浦工業大学の澤田さんの意見。


持続可能性の話がある

その時に、


「何を持続させるのかを考える必要」がある


それは、「意欲」の問題ではないか。


共通に関わる人々との共有の有用性
そこで共有される「良いもの」をつくり続けようという「意欲」が持続可能性を生むと考える。


しかし、我々は知らず知らずのうちに、価値の循環のようなものがあって、常にどこかで価値が創出されて、安全な生活などが支援されていると勝手に勘違いしている。


我々が本当はそれをつくらなくてはならない。


我々はそこに面白いものがあると思っていることを問わなくてはならない。


スマホ、テレビなどのコンテンツが、面白くなくてはならないと勝手に勘違いしている。


アートは面白いに決まっている、面白いから行ってやるんだよという感覚になっている。


面白いものがあるから行くのではない、アートが自体が面白いものではない。


見る側の思考にアートは生まれる


それを面白いかどうか思えることが勝負なのだと考える。


主体の問題それをこれから勉強するべき。



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・さいたまトリエンナーレ2016
https://saitamatriennale.jp/


・さいたまトリエンナーレ開催報告書
https://saitamatriennale.jp/wp-content/uploads/2017/09/%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%AC%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%91%EF%BC%96%E9%96%8B%E5%82%AC%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8.pdf




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# by shunya-asami | 2018-02-06 10:52 | さいたま国際芸術祭2020 | Trackback | Comments(0)
「現在の青図 -2017」Blue Print of NOW -2017 @中之条ビエンナーレ
中之条ビエンナーレ2017

NAKANOJO BIENNALE 2017


5つの作品を構成したインスタレーションを展示


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「現在の青図 -2017」
Blue Print of NOW
450cm×235cm
Cyanotype

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手前
「MAN-PRINT 8/6 HIROSHIMA 2017」
190cm×90cm
Cyanotype

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左作品
「呼吸する影-桜風図 林昌寺-」
Breathing Shadow of weeping cherry RINSYOUJI temple
190cm×90cm
Cyanotype


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「Newspaper photogram」
7点
81.4cm×59.4cm
Cyanotype on Newspaper



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「閖上のこと」
About YURIAGE

Lost thing of YURIAGE

Installation
variable








制作風景

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制作に使用したモチーフ

群馬県
・土器(1点・深鉢形土器・修復有り)…縄文時代(前期)中之条町・下平遺跡
・土器片(4点・楕円押型文と山形文)…縄文時代(早期)中之条町・下平遺跡 ★
     (3点・尖底土器底部あり)…古墳時代 中之条町・細尾岩陰遺跡 ★
     (3点)中之条町 平・下平遺跡
(33点)中之条町 大塚五十嵐遺跡
     (7点)中之条町 久森環状列石遺跡
・石斧(2点・打製石斧)…縄文時代(前期)中之条町・下平遺跡 ★
・土偶(筒形土偶)…縄文時代(後期)中之条町・大塚(壁谷)出土 ★
   (筒形土偶)…縄文時代(後期)中之条町・横尾(奥山原)出土 ★
   (みみずく土偶)…縄文時代(後期) ★
・人骨(10点・頭蓋骨)…弥生時代(前期〜中期初頭)中之条町・有笠山2号洞窟遺跡 ★
・石包丁(磨製石包丁)…弥生時代(後期)中之条町・川端遺跡 ★
・埴輪(鳥)…古墳中期(5世紀)前橋市・大室古墳出土 ★
    (馬)…古墳時代 ★
・勾玉(2点)…古墳時代 中之条町・天神遺跡 ★
    (2点)…古墳時代 中之条町・川端遺跡 ★
    (1点)…古墳時代 中之条町・上原遺跡 ★
・古墳の副葬品(5点・金銅製の耳環)…古墳時代(終末期)中之条町・名久田第8号古墳出土 ★
・鋤(3点・大宮巌鼓神社提供)…室町時代 ★
・手回し式座繰り器(2点・繭から生糸を巻き取る時に使用されたもの) ★
・中之条町の子供たちが名久田教場周辺で集めたもの

広島県
・被爆樹木ユーカリの葉…爆心地から740m

宮城県
・宮城県名取市閖上地区の遺失物

その他
・作家の私物やレジデンス中に消費され出た廃棄物、中之条町の子供達の集めたもの

(★は中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」で観ることができます。)

制作協力:中之条町歴史と民俗の博物館「ミュゼ」




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# by shunya-asami | 2018-01-22 23:50 | 展覧会・作品:2017 | Trackback | Comments(0)
「現在の青図」制作コンセプトテキストー「Blue Print of NOW CONCEPT TEXT」
「現在の青図」を焼きたい

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中之条ビエンナーレ2017 @伊参スタジオ 2017-9

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浅見俊哉作品展 @Earth+Gallery 2017-12


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SMF宝船展2018 @埼玉県立近代美術館 2018-1



私はものを直接、感光面に置き一定の太陽光を当てることで写真を制作している。私にとって写真は日焼けである。感光面に当たる光とものがつくる影の差で像を得る。海水浴に出かけた時に海水パンツの跡が身体に写るそれは、私にとって最も身体性を感じる写真の一つである。カメラを用いず写真を制作する方法をフォトグラムという。

 古代。絵画が初めて生まれたのは、遠くに旅立つ恋人の影を少女がトレースしたものが始まりだとされる(※1)。遠くの地とは戦場を指し、もう戻ってはこないであろう恋人の「存在」をそこに留め、感じる手立てとして、影があったのではないかと『影の歴史』の中でヴィクトル・I・ストイキツァは語る。

 1945年、8月6日、8:15。
広島に「人影の石」が生まれてしまった。
原爆が炸裂したその瞬間、開店前の銀行を待っている人の「存在」は、原爆の閃光を遮り、本来感光面ではない石に焼き付いてしまった。(この人物が現在誰であるか分かってはいないが、数名の人が自分の知人や肉親であると名乗り出ている)誤解を恐れずに言えば、この日、広島は「フォトグラム」となってしまった。爆心地のことを誰も語ることはできない、なぜならそこに「目」は存在できないから。本来、感光面ではない大理石に焼きついてしまった影、その「存在」は原爆の閃光の凄まじさを今を生きる私たちに伝えている。
72年前に被爆してもなお、今も生き続ける被爆樹木が広島には約160本ある。私は、2012年の夏、初めてこの被爆樹木に出会い、それ以来毎年広島を訪れている。幹や根に大きなダメージがあっても生き続け、原爆についての語り部としても存在する被爆樹木の今の「存在」を感光紙に焼き付けている。

 2011年、3月11日、14:46。
東日本大震災が発生した。
地震によって発生した津波で甚大な被害を受けた宮城県名取市閖上に初めて訪れたのは2014年の6月だった。広大な土地には膝丈ほどの家の石垣しか無くなってしまった。その場所には、多くの遺失物が残されていた。それは、スプーン、フォーク、皿、漁具、おもちゃ、仏具などその土地に住む人の生活を想像させるものたちだった。2017年の3月に再びここを訪れた時、約5mの盛り土をし、その上に集合住宅を建てる工事が急ピッチで進められていた。2014年にあった遺失物もその大半は、無くなっていた。私は、持ってこれる範囲でこれらを預かり、その「存在」を感光面に焼き付ける仕事を始めた。
いつか、持ち主の元に帰れるのではないかと願い、また広島の被爆樹木のような語り部になるのではないかと思っている。

 約5500年前、縄文時代より、群馬県中之条町には、人間の生活がある。
この町には、宿割遺跡、下平遺跡、久森遺跡など太古の遺跡が数多くあり、
土器や土偶、石包丁、埴輪、など当時の人間の生活を想像させる様々なものが出土している。

 私は中之条の遺跡で発掘されたもの、かつて養蚕で盛んだった時に使われていた道具、広島の今も生き続けている被爆樹木の葉、閖上の遺失物のつくる影を一つの感光面に焼き付け、「現在」について考えることができる青図を焼きたいと考え制作を行った。目の前に広がる「現在の青図」はどんな言葉を私たちに発せさせ、どんな未来図を描くだろうか。

中之条ビエンナーレ2017、作品の設置を終えて2017.8.28 浅見俊哉



I want to make “Blue print of Now”

"Shadow of Lives - 2017" Production Note.

The concept of my works is “Time and Memory” and also ”The relationship between absence and emerging. ”
Photogram is the way for me to represent them.(Photogram is the way to taking photos without camera.)
I place materials directly on photosensitive paper and burn it with sunlight to take pictures. I think that sunburn obtained when going out to swim is one of the most physical pictures.

 Ancient times.
The first picture to be born is that a woman tracing the shadow of a man going to the battlefield is the beginning.
This woman had a shadow as a way to anticipate that he will not come back anymore, to keep "presence" there and feel it.「A Short History of the Shadow」ーVictor I.Stoichita
(※1)

 1945, August 6, 8: 15 HIROSHIMA.
At that moment, nuclear bombs were dropped and "Human Shadow Etched in Stone" was born.
People are burned to the stone which is not usually the photosensitive surface. We do not know who this person is right now. Without fear of misunderstanding, I feel that Hiroshima became a "photogram" on this day.
"Human Shadow Etched in Stone" conveys the tremendous power of the atomic bomb to us. There are about 160 A-bomb trees in Hiroshima that still live even after the radiation bombing 72 years ago. I met this A-bombed trees for the first time in the summer of 2012, and since that I have been visiting Hiroshima every year. I am burning the present "presence" of A-bombed trees on photosensitive paper.

 2011, March 11, 14: 46.
The Great East Japan Earthquake occurred.
The area in YURIAGE, Natori, Miyagi prefecture, was devastated by the tsunami.
I went to YURIAGE after the earthquake was June 2014.
I saw only the low stone wall of the house remaining in the vast land. Many lost things were left in that place.
These things are spoon, fork, dish, fishing gear, toy, Buddhist instrument etc. When I saw it, I imagined the life of the people living in this land. I visited YURIAGE again in March of 2017. The development of rebuilding was proceeding, which raised the height of the place where the disaster occurred by about 5 meters and built apartment house on top of it. Most of the lost items that were in 2014 were gone. I kept this lost item in the range that I can bring.
And I started making works that burn the "presence" on the photosensitive surface. Someday, I wish I could return to the owner. Moreover, I think that these lost things will become a storyteller like Hiroshima's bombed trees.

 About 5500 years ago, from the Jomon period, there is human life in Nakanojo Town, Gumma Prefecture.
There are many ancient ruins such as IWAJYUKU ruins, SHIMOHIRA ruins, HISAMORI ruins in this town.
From these ruins, earthenware fragments, clay figurine, stone rice cutter, Haniwa, etc are excavated.
Excavated items make us imagine life of human beings at that time.

 Through making works in Nakanojo-machi, I recorded trace of Lives and expressed Connection of lives by taking photograms of Jomon pottery , tools of sericulture, lost property from Miyagi prefecture Natori city Yuriage area, Leaves of Bombed trees in Hiroshima,Important things of children living in Nakanojo-machi, and my daily comodities and consumables.

I want to make that work "Blue print" which can think about “Now”and Imagine the future.


28.Aug 2017 Shunya Asami




※1(Gaius Plinius Secundus 「Naturalis Historia」)


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# by shunya-asami | 2018-01-17 22:10 | 展覧会・作品:2017 | Trackback | Comments(0)
東京木場のギャラリーでフォトグラムワークショップを開催します!
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 EARTH+GALLERY にて2日間開催される「アート∞波止場」にてフォトグラムワークショップを開催します。

 「フォトグラム」とは、昔は天日写真や日光写真と呼ばれていたカメラを使わないで撮影する写真や技法を指します。
 
 感光紙を用いて、自分の大切にしている物や集めているもの、外に落ちているものを組み合わせて影の写真をつくります。
 
 小さなお子様からご年配の方までどなたでも参加可能です。あなたの大切なもの、記憶の品を持参してご参加ください。
 
 制作時間は約30分、材料費1回1000円の出入り自由制です。


●開催時間:
2/3 sat:メインステージにて、15:00-17:00
2/4 sun:2Fギャラリーにて、11:00-17:00(休憩を1時間ほど貰います)


●開催場所:
EARTH+GALLERY
〒135-0042江東区木場3-18-17

東西線 木場駅3番出口から徒歩6分
東西線 大江戸線 門前仲町駅1番出口から徒歩10分


http://earth-plus.net/?p=8489

http://asaworks.exblog.jp/26359678/



 皆様のご来場をお待ちしております!

詳細は公式ブログより
https://senninart.tumblr.com/




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# by shunya-asami | 2018-01-17 15:28 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)
【明日ギャラリートークをします!】「宝船展2018」@埼玉県立近代美術館

【ギャラリートークのお知らせ】


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1/14日(日)まで埼玉県立近代美術館にて開催される「宝船展2018」に、

昨年「中之条ビエンナーレ2017」で制作・発表した『現在の青図 -2017』を再構成して出品しています。


明日、13:00-、作品を前に出品作家がギャラリートークを行います。


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私も制作秘話やコンセプトなどをお伝えしたいと考えております!



また12:30-12:45には、


大塚 陽・みきたまき、それぞれの場所でダンスをしてきた2人が2016年に立ち上げたプロジェクト


「Dama Dam Tal 」

https://www.facebook.com/damadamtal/)」によるパフォーマンスも行います。


      

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・関連リンク

『現在の青図 浅見俊哉作品展』
2017.12/2 Earth+Galleryにて行われたDama Dam Talによるパフォーマンス
https://www.youtube.com/watch?v=1v9k35pY1wc

                                      

                                                           
以下展覧会のご案内


趣旨:

「宝船展@MOMAS」は、だれでも参加できるアートのプラットフォームをつくる活動を2008 年から継続してきたSMF の活動を象徴する企画の1つです。この活動は、SMF 「ラウンドテーブル」から「さんなすび展」、「アートのまつり」、そして「宝船展」へと発展的に継承されてきました。「宝船展@MOMAS」では、作者によるギャラリートークを開催し、展示されている様々な作品やアイデアが意外な人との出会いによって新たに動き出す場として働く工夫をしています。これまでも様々な活動がそこで出会ったもの(作品、人間)どうしのつながりから発生し実現されてきました。この企画が継続する事で、アートに親しむ人たちの交流が密になり、埼玉県のアートシーンの人と人とのネットワークによる強い連携が構築出来ると考えていますし、社会に開かれた活動という埼玉県立近代美術館の活動指針に適うものと思います。こうした趣旨を踏まえて、みなさまのご来場ご参加をお待ちしています。



展覧会名:SMF宝船展2018 @MOMAS


会期:2018年1月10日(水)~14日(日)10:00~17:30(最終日は15:00まで)


会場:埼玉県立近代美術館(さいたま市浦和区常盤9-30-1)地階、一般展示室1


主催:SMF、埼玉県立近代美術館


観覧料:無料


関連事業:


シンポジウム&ギャラリートーク:

1月13日(土)13:00~17:00 @一般展示室1
                                           

是非ご来場ください!






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# by shunya-asami | 2018-01-12 19:48 | NEW!最新情報 | Trackback | Comments(0)



浅見俊哉作品集    ©2016 by Shunya.Asami 全てのテキスト・画像の無断転載は固くお断りいたします。
by shunya-asami